住まいの基本

藤原の日記

段々と寒さが増して来て、冬本番といった感じになって来ましたね。

本日は、打ち合わせと設計監理契約の締結と充実した1日でした。

午前中の打ち合わせは、これから依頼先を決めようかとしている方でしたが、やはりハウスメーカーへ行かれており、すぐにプランをとなりました。

プランや計画を行う前にやはり、住まうという事・住まいの基本的な事を知っていただく事が大切なのではと思いました。

暮らすという事はどう行った事なのか?、住宅を建築する意味、何を大切にして行かなければ本当の豊かな暮らしができないのかなど。

そう行った基本がわからないまま、ハウスメーカーに行きハウスメーカーの手法で不安に陥ってしまう。

なので、プランを見ないと決められないことになってしまいます。

今回もいつもと同じで、プランは申し込み前には行いませんとお伝えしたところ、お帰りになられました。

住宅の基本が分かって、依頼先の住宅や設計に対する想いが分かれば、たとえプランが無くても依頼する事が出来るのではないかと思います。

むしろ、その方が出てくる計画案がワクワクするものになるのではないでしょうか?

午後からは、広島県尾道市で計画中の「尾道の家」の設計監理契約を行いました。

計画(プラン)はもう少し変更して行きますが、纏まれば基本設計へ入って行きます。

少しボリュームが大きくなりそうですが、楽しみな住宅が進んで行きます。

藤原昌彦