気持ちの良い春の一日。
アトリエの桜も葉桜に。
設計を進めている住宅は、開口部の設計を中心に行っています。
住宅の内部で如何に心地よく過ごすことが出来るかは、開口部からの光や景色の見え方視線の抜け方により変わってくると思います。
開放的な居場所や籠もった居場所も開口部のあり方一つで変わって来ます。
空間全体のバランスと開口部の大きさ。
模型をつくる前段階として、スケッチを繰り返し描きながら思考巡らせます。
少し時間がかかりすぎている感もありますが、丁寧に進めて行きたいと思います。
藤原昌彦
先日お休みを頂いて、天気も良かったので建築探訪に行ってきました。
今治市にある、伊東豊雄建築ミュージアムです。建築家である伊東豊雄さんの建築作品が展示されています。当分の間建物を見に行くことができていなかったので、いつも以上にわくわくしました。
いろんな景色やいろんな建物を見ると
刺激を受けたり、何とも言えない気持ちにさせられます。
これからもっとたくさんのモノをみて
感性を磨いていきたいと改めて思った休日でした。
スタッフY
世間は穏やかな状況ではないですが、天候は穏やかな春の日差し。
すっかり暖かくなって、活動的に行きたいと事ですね。
夏に向けて、バウム農園がスタートしています。
今日は、土をつくる作業から。
肥料を撒き、トラクターを使って耕します。
この後、畝をあげて種や苗を植えて行きます。
別の場所では、トウモロコシをすでに植えていますが、こちらでは何を植えようかと考えています。なす・きゅうり・トマト。。。
タイミング良ければ、皆さんにお裾分け致します。
藤原昌彦
等々状況が切迫してきましたね。ただ、悲観する事なく今は耐える時期だと思い、みんなで耐えなければなりません。
感染防止に努めていきましょう。
この様な状況だからこそ、住宅の力や人の潜在能力が試されている気がします。
1ヶ月程度、家の中に籠る様になると人との距離感により様々なことが起こります。家族であっても、距離感は非常に大切になってきます。
住宅設計には、色々な居場所をつくる様にしています。暮らしを楽しむ事は、住宅の中に様々な楽しみを見つける事だと思います。
居場所が色々ある事で、その楽しみを発見することが出来、家族それぞれが居場所を楽しむことが出来ます。
そういった心地よい「場」・「居場所」があることで、この様な状況を少しでも前向きに暮らしを楽しんでいけるのではないでしょうか?
こんな時だからこそ、場を楽しんで、今出来る事を楽しんでいきましょう。
写真は、今までの住宅を一邸一邸丁寧に纏めたものをつくりました。2ヶ月置きに一邸づつ作成していきますので、一度ゆっくりと読んでいただければ幸いです。
ご希望の方は、お問い合わせくださいね。
藤原昌彦
先週から雨予報もうまく晴れに変わり、外壁の仕上工事が順調に進んでいます。
ぬり壁の仕上げではいつも採用しているシラスそとん壁。
シラスはマグマが岩石となる前に粉末となった物質で
複雑な構造と成分構成は人工ではつくれない特異性をもっています。
どのような機能をもった外壁材なのか、詳しくはこちらでシラスについて知ってみてください。
写真の様子は色が似ていてわかりづらいですが、一部仕上がっています。
色はホワイト。表面の仕上がりは「かき落とし」で仕上げています。
かき落としは左官屋さんがまず外壁をぬり、暫くして表面が乾いてきたら
専用の道具を使って表面をかいて(あらして)いきます。
表面の乾燥具合は夏と冬では違うためタイミングを見極めなければなりません。
また同じ場所をかきすぎてもかきが少なすぎてもいけないので
同じ力で均等に壁全体をかいていきます。
完成時には内観だけでなく外壁にも注目してみてください。
日に日に暖かさが増してきますね。
アトリエの桜は、終盤を迎え少しずつ葉桜になってきました。
心地よい居場所をつくることは、豊かな暮らしには欠かせません。
明るい場所や、籠もった居場所。
のんびりしたい時は明るい居場所に、本を読んだり集中したい時は籠もった居場所に。
様々なシーンで心地よい居場所がある事で、暮らしが楽しくなってきますね。
藤原昌彦
お花見の週末がこんなに晴天なのは、珍しい気がします。
今年は自粛ですが、お花見を段取りすると天候が崩れる気がしますが、良い天気で良かった。
本日は、お金のお話で検討頂いているご家族にライフプランを行っていただきました。
ライフプランの第2回目で、前回の結果と現状における課題をともに考える時間となりました。
ライフプランニングは、これからの家族の事、生活の事をお金という目線で考えていく事です。
現状から、家族がどう増えて暮らして行った場合、いつの時期どれ位のお金が必要で、どの様に準備して行ったら良いのか?
かなりリアルに分かってきますので、一度は行って頂きたいと思います。
住宅は家族を守り人に帰る場所を与えます。このライフプランは、家族をどう守るのかを考え、暮らしを考え、住宅を考え、保障を考える事です。
私の住宅の設計は、出来上がるまで分かりにくかったり、理解できなかったりすることが多いですが、ライフプランを行うことでお金に対する不安がなくなり安心して住宅の建築に進んで行って頂きたいと思います。
藤原昌彦
関の家では大屋根の工事を行なっています。
屋根材はガルバリウム鋼板。通常は遮熱機能のある鋼板を使いますが
こちらの住宅は太陽熱を利用した換気システムを採用しているので
「非遮熱」の鋼板を使い葺いていきました。
葺く(ふく) とは、覆うという意味で屋根材を施工する際は
瓦や板金など問わず共通して使われている言葉です。
茅葺の家なんてよく聞きますよね。
非遮熱の鋼板が重要な役割を果たす換気システムの詳細については
工事が進む段階でまたお話していこうと思います。
また今日は施主様も現場へ見学にお越しくださいました。
家らしい姿になるのはまだまだ先ですが、窓が付き屋根ができ、と
少しずつ進んでいく様子を楽しみにご覧くださっています。
お子様方も、窓から覗いてみたり大工さんとお話したり楽しそうです。
来週、再来週と家の様子が変わっていきますのでまたブログでお伝えしますね。
型枠の解体を行いました。
綺麗な仕上りです‼
春の陽気に誘われつつも、感染拡大が気になります。
建築の現場でもそうですが、上手くいかない時は一度ストップをかけてじっくり検証をして再度進めていきます。現状がその時期に、いやもう既に過ぎてしまっているのではないでしょうか?
どれくらい我慢を強いられるかわかりませんが、個人個人が私は大丈夫だろうと思わず、意識して自粛をしていかなければいけません。
自粛というと我慢ばかりとなってしまいますが、家に居ようとなると我慢というよりは、少し楽しみがある様な気がします。
家に居て、家を楽しんで頂くのが今出来る最善の策だと思います。
家の庭で、テントを張ってキャンプをしたり、BBQをしたり日常の中に非日常を楽しめる力が試されている気がします。
政治決断も必要なのかもしれませんが、個人個人ができる事を楽しんでやっていければ良いのではないでしょうか?
藤原昌彦