シラスそとん壁

国府市場の家Ⅱ

先週から雨予報もうまく晴れに変わり、外壁の仕上工事が順調に進んでいます。

ぬり壁の仕上げではいつも採用しているシラスそとん壁。

シラスはマグマが岩石となる前に粉末となった物質で

複雑な構造と成分構成は人工ではつくれない特異性をもっています。

どのような機能をもった外壁材なのか、詳しくはこちらでシラスについて知ってみてください。

 

写真の様子は色が似ていてわかりづらいですが、一部仕上がっています。

色はホワイト。表面の仕上がりは「かき落とし」で仕上げています。

かき落としは左官屋さんがまず外壁をぬり、暫くして表面が乾いてきたら

専用の道具を使って表面をかいて(あらして)いきます。

表面の乾燥具合は夏と冬では違うためタイミングを見極めなければなりません。

また同じ場所をかきすぎてもかきが少なすぎてもいけないので

同じ力で均等に壁全体をかいていきます。

 

完成時には内観だけでなく外壁にも注目してみてください。