桜が満開ですね。春の季節は、華やかになり気持ちよくなりますね。
今日は、今まで整理出来ていなかった完成写真を整理しながら、設計の経緯などを振り返っていました。
私のところへ来られる方は、よく「注文住宅」出来ますよねと聞かれます。
いつもこの「注文住宅」に疑問符がついています。
いろいろな要望が言えて、思い通りの住宅になったとよく言われますが、このことが注文住宅と言えると思います。
簡単に言うと、クライアント様からの要望を正面から受け止め、その通りに家を作ること=注文住宅 となります。
私が行っている設計は、これとはやはり大きく違っています。
もちろん要望はきちんとヒアリングをして、ここに暮らす方にとって現在・将来に渡り「暮らし」が行えるのかを考えて行きます。
細かな設計手法は、長くなるの書きませんが、敷地と向き合い・周辺環境を調査し・クライアントの暮らしを考えて行くこと。
これが、私の設計となります。
所謂、「脱・注文住宅」。
人を信じて、信頼して設計に向き合って行きたいと思います。
藤原昌彦
暖かな春の日差しが気持ちの良い一日。
アトリエでは、窓を全開にしていると風が吹き抜け気持ち良いです。
本日は、広島県三原市にて計画中の住宅の打ち合わせをクライアント様と行いました。
「岩井の家」・「牛窓の家」に続く関東からの移住となります。
この度は、岡山ではなく広島県へ。ご実家の家業を手伝うために、移住を決断されたそうです。
コスト面での調整が思いの外時間がかかってしまい、完成してからの移住ではなく、事前に引っ越してこられました。
なんとか早く完成をしてあげたいと思います。
藤原昌彦
暖かく気持ちの良い春の一日。
明日は、お花見にはもってこいの天気になりそうです。
光を考えるとき、開口部の大きさや高さ幅を検討しなければなりません。
明るさなのか、光なのか?
居場所によっても異なってきますし、全てが同じ明るさ・光ではいけません。
ただただ大きい開口だから良いのでも、小さいから良いのでありません。
そこにどのような「質」の光が必要なのか、私の設計のテーマの一つです。
藤原昌彦
暖かい春の一日。
高梁の家の敷地には、大きな桜の木があり満開を迎えようとしていました。
現場監理のため現地にて、現場を見て回りながら室内からの桜を眺めていました。
年始からの忙しさもあり、高梁の家の現場の進捗と設計がようやく追いついてきた感じになってきました。
残すところは、リビングの家具のデザインの詳細です。
細かな部分のデザイン一つで大きく空間の質が変わる重要な部分。
平面的な配置・大きさ高さ・見え方など、慎重に全体と部分を行ったり来たりしながら詰めの作業を行わなければなりません。
ソファー・ダイニングテーブルにも関係して、家具作家さんと協働にて進めて行きます。
現場は、まだまだ中盤戦ですが完成が楽しみです。
藤原昌彦
少し肌寒いですが、日中は春の陽気。
本日は、打ち合わせ・顔合わせの為京都へ行ってきました。
その後に、昨年東京で開催されていた「宮脇檀展」を見るために京都工芸繊維大学へ。
建築家 岸和郎 設計のカフェテラスを見学した後に、展覧会会場へ。
膨大な量のドローイングが展示されておりました。
昨今は、コンピューターの普及によりCAD化が進み誰が描いても同じ図面ができる世の中です。
しかし、私はプランを構築したり、断面を考えたり、ディテールを考えたりする際は、必ず手描きで描きます。
宮脇さんのように綺麗なものではありませんが、落書きのようなスケッチから蓄積して行きます。
模型の製作もそうですが、やはり手を動かしてで考えています。
「目を養い、手を練れ」
まだまだ、いろいろなものを見て手を動かして行きたいと思います。
藤原昌彦
アトリエの桜は満開を迎え、山ではツツジが綺麗な花を咲かせています。
少し気温が低いですが、春の暖かさを感じますね。
設計は、どこまで粘って考えられるかにより変わってきます。
プラン段階では、本当に時間をかけ練り上げて行きますが、現場に入った段階(現場監理)の段階でも設計は進んで行きます。
大きな変更は、現場の進行や金額に支障をきたすのでダメなことなのですが、ギリギリの範囲でもっと良くならないかを考えています。
決まっている事・決まった事を再度見直し、より良い空間・美しい建築に昇華させる為に丁寧に積み上げて行きます。
ただの自己満足かもしれませんが、そこまで考えないと設計が終わらない。
人の暮らしを考え、空間に美しさと響きを。
藤原昌彦
なかなか気温が上がりませんね。
お花見も少し寒空で見頃は長引きそうです。
新元号が発表されましたね。
「令和」
少しずつ慣れていくと思います。
平成の時代もあと一ヶ月。
新年を迎えるのとは、また違う高揚感があります。
寂しさもあり、新時代へのワクワク感もあり、未来への不安というよりは期待感の方が高い気がします。
建築・住宅は常に進化をしています。その時代に必要なもの・こと、その次の時代に提案できることをしっかりと考えて行きたいと思います。
藤原昌彦
穏やかな春の一日と言いたい所ですが、風があり肌寒い一日。
いよいよ明日、新しい元号か決まりますね。
どの様な元号となるのか非常に楽しみです。
新しい時代の幕開けとなり、元号に寄せる思いはやはり世界が平和で安心・安全、そのことが永く続くようなものになると良いと思います。
平成の時代は、災害の多い時代ではないでしょうか?
自然の力・脅威を目の当たりにし、人間の小ささを感じつつも人の結束力・助け合いの力の素晴らしさを体感しました。
各地での自然災害の復旧・復興はまだまだこれからも続き、元どおりの生活を迎えるには、時間がかかると思います。
一つでも良いので、何か手伝える事を行った行きたいと思います。
藤原昌彦
天気が不安定な季節ですね。
春の様な暖かさがあったかと思えば、雨模様。
桜の見頃も長くなると思います。
住宅の設計においてプラン(平面・断面)は、美しい暮らしを送っていただくために非常に大切です。
私は、あまり性能についての話をホームページや打ち合わせの際にあまり言っていませんが、住宅を設計する上で非常に大切にしております。
構造については、平屋建ての住宅であっても3階建てであっても必ず構造計算(許容応力度計算)を行い安全性の確認を行っています。(耐震等級3を取得)
そして、温熱環境についても必ずシュミレーションを行い、温熱計算(外皮計算・一次消費エネルギー計算・冷暖房負荷計算)を行っています。
性能については、数字ばかりが前に出てしまい設計本来の地域や敷地の状況や周辺環境を考えずに行ってしまいがちです。
単体の性能と合わせて、住宅の建つ敷地の状況・周辺環境を考慮して設計はされるべきだと考えています。
奥深い住宅の設計。まだまだ、興味が尽きませんので、しっかりと思考を巡らせ設計に邁進して行きたいと思います。
藤原昌彦
春の日差しが暖かい一日。
本日は、高梁で進んでいる住宅の打ち合わせのため高梁市へ。
現場は、外部の軒天井の板が徐々に進み内部の間仕切りが出来、天井の高さがわかる様になってきました。
現場確認の際に照明やスイッチの位置が気になり、再度設計を見直しをしました。現場の職人さんには手間を掛けさせることになるのですが、ギリギリまで考えさせて頂きました。本当に感謝です。
建築はギリギリ最後まで、思考を巡らせて創って行きたいと思います。
藤原昌彦