性能も大切

藤原の日記

天気が不安定な季節ですね。

春の様な暖かさがあったかと思えば、雨模様。

桜の見頃も長くなると思います。

住宅の設計においてプラン(平面・断面)は、美しい暮らしを送っていただくために非常に大切です。

私は、あまり性能についての話をホームページや打ち合わせの際にあまり言っていませんが、住宅を設計する上で非常に大切にしております。

構造については、平屋建ての住宅であっても3階建てであっても必ず構造計算(許容応力度計算)を行い安全性の確認を行っています。(耐震等級3を取得)

そして、温熱環境についても必ずシュミレーションを行い、温熱計算(外皮計算・一次消費エネルギー計算・冷暖房負荷計算)を行っています。

性能については、数字ばかりが前に出てしまい設計本来の地域や敷地の状況や周辺環境を考えずに行ってしまいがちです。

単体の性能と合わせて、住宅の建つ敷地の状況・周辺環境を考慮して設計はされるべきだと考えています。

奥深い住宅の設計。まだまだ、興味が尽きませんので、しっかりと思考を巡らせ設計に邁進して行きたいと思います。

藤原昌彦