脱・注文住宅

藤原の日記

桜が満開ですね。春の季節は、華やかになり気持ちよくなりますね。

今日は、今まで整理出来ていなかった完成写真を整理しながら、設計の経緯などを振り返っていました。

私のところへ来られる方は、よく「注文住宅」出来ますよねと聞かれます。

いつもこの「注文住宅」に疑問符がついています。

いろいろな要望が言えて、思い通りの住宅になったとよく言われますが、このことが注文住宅と言えると思います。

簡単に言うと、クライアント様からの要望を正面から受け止め、その通りに家を作ること=注文住宅 となります。

私が行っている設計は、これとはやはり大きく違っています。

もちろん要望はきちんとヒアリングをして、ここに暮らす方にとって現在・将来に渡り「暮らし」が行えるのかを考えて行きます。

細かな設計手法は、長くなるの書きませんが、敷地と向き合い・周辺環境を調査し・クライアントの暮らしを考えて行くこと。

これが、私の設計となります。

所謂、「脱・注文住宅」。

人を信じて、信頼して設計に向き合って行きたいと思います。

藤原昌彦