朝晩はかなり涼しくなりましたね。明日は、円山の家の上棟。気持ちよく晴れます様に。
住宅建築を考える際に、性能を大切にされる方が多いと思います。
耐震性能、温熱環境性能などなど。。。
高断熱・高気密を求められる方が多くいらっしゃいます。
確かに大切な性能ですが、この高断熱・高気密をすることで何が良くて何が悪いのかを考える必要があるのではないかと思います。
何のために、高断熱・高気密にするのか?
省エネルギーのため?住む人のため?(住む人の健康のため)
省エネルギーを目指すのであれば、設備を使わない努力をしたほうが良いだろうし、住む人のためであれば、高断熱・高気密は良くないかもしれない。
人間の潜在能力を考えると、まだまだこの性能の先はあるのではないかと思っています。
本当の心地よさは、普通の自然な建築の中にあるのではないかと。
藤原昌彦