違う表情

藤原の日記

穏やかな秋晴れの一日。心地よい風が気持ち良いですね。

本日は、先日に続きクライアント様と設備機器の確認のためショールームへ。

私が設計する住宅では、ショールームに行っても展示がないため実物が見られないのでお伝えするのが難しいのですが、色々なカタログなどを見て頂いて、メーカーの方の説明を聞いていただきながら確認をしていただきます。

それと同様で、外壁や内部の仕上げに関しても自然素材を多く使用するため、同じ物がひとつとして有りません。

外壁の板材は、節の有る無しから木目の表情、焼杉板ではその焼き方で表情が代わり、内部の塗り壁材の仕上げでは、左官職人さんのコテムラにより光の周りかたや影のでき方により、違いが出てきます。

均一的な物も良い面はあるものの、暮らしの中でこの少しの表情の差が豊かな暮らしを育んでくれると思います。

最近手に入れたお皿ですが、鉄製で職人さんの手作り。シーズニングまで施してくれているので、このまますぐにでも使用ができます。

少しわかりにくかもしれませんが、お皿には凹凸(模様)があり一枚一枚表情が違います。

使うほどに味わいが深まっていくそうで、これから使うのを楽しみにしています。

同じ様に暮らしを楽しめる様に設計を行って行きたいと思います。

藤原昌彦