薄曇りの、今にも雨が降りそうな1日。
なんとなく、梅雨の訪れを感じます。
設計をして行く中で、大切にしている事が沢山あります。
その中でも、「庭」については私の設計においては欠かせません。
「庭」というと、外のイメージが強く建物とは関係のないものとして捉えられがちです。
私の設計において「庭」は、大切な屋外空間として考えています。
つまり、リビングルームや寝室、個室といった様に、「庭」は外室として考えながら、リビングルームなどの繋がり、「間」を考えながら設計をしています。
心地の良い居場所を考えていくと、屋内、屋外を問わずそれらが繋がり全体を構成する様な感覚ですね。
そして、その「庭」「外室」が拡大して行き、敷地の外へ向けられた時に、周辺環境と繋がり、人にとって心地の良い街並みになって行くのではないでしょうか?
「庭」も一つの部屋として考え、全体の建築として構築してく事が大切になってきます。
藤原昌彦