藤原の日記Blog

一人では出来ない

藤原の日記

まだまだ、暑い日が続きますね。

こう暑いと、睡眠がしっかりと取れなくなり、疲れが溜まり、さらに日中の暑さと…悪循環が続きます。

桔梗

住宅の設計は、色々な条件を整理・検討・再解釈しながら行って行きます。

ただただ、クライアント様の要望を全て叶える事は、住宅の設計ではないと思います。

設計は、苦しい作業の連続。常に新しい美しい愛される空間を目指し邁進して行きます。

設計作業は孤独ですが、建築が出来上がっていく上では大変多くの方々のチカラにより出来上がって行きます。本当に感謝しても仕切れないです。

設計の段階でも同じです。一人で考えている様で、実はいろいろな人の関わり合いにより、生み出されることもあります。

孤独な作業の様で、一人では出来ない。

まだまだ、邁進して行きます。

藤原昌彦

新しさ

藤原の日記

こうも暑い日が続くと、身体が持たなくなってきますね。

熱中症には、本当に気を付けてくださいね。

田井の家

本日は、田井の家の現場行って来ました。

工事は順調に進み、丁寧に造られていました。

現在は、主に外部の仕事が多く、大工さんは大変そうです。

この田井の家では、色々と新しい事に取り組んでいます。

なかなか難しい施工方法を職人さんが頑張ってくれています。

その思いが、完成した際にはきっと空気感として出てくるのではないかと思います。

完成が楽しみです。

藤原昌彦

視線を誘導する

藤原の日記

当分、晴れの日が続く様ですね。

気温がグングンと上がり、熱中症になりやすくなっていますので、本当に気をつけてください。

アトリエのリビング

住宅のプランニングをする際に、敷地の状況や近隣の周辺環境を確認して行って行きます。

周辺環境や、眺望の良い敷地ばかりだと良いのですが、街中などは違う考え方で設計を進めなければなりません。

できる限り、視線が遠くなる様に開口部の位置や開口部の大きさ、天井の高さや段差、壁の位置など色々な事を考えて行きます。

平面のプランを考えつつ、しっかりと基本設計時に検討していかなければなりません。

藤原昌彦

常に準備を

藤原の日記

まだまだ、暑い日が続きますね。

熱中症には十分気をつけてくださいね。

セミの抜け殻

大雨の災害に関しては、少しづつ片付けや処理も進んでいる様です。

この様な災害が起こると、この地にも一度再建して住むのか、別の場所に住むのか大きな選択に迫られる事になります。

もう二度と起こってほしくないものですが、自然の脅威は対策しても仕切れないのが現状かもしれません。

自分を過信せず、自然と上手に向き合いながら付き合っていかなければならないのではないかと思います。

岡山県は、全国的には比較的自然災害の少ない県ですが、もはや日本全国どこにいても自然災害を受ける前提で準備をしていかなければならないと思います。

藤原昌彦

ル・コルビジェ/インド

藤原の日記

いつまで続くのかと、言いたくなる様な暑1日。

海の日の祭日。

コルビジェ02

本日は、建築倉庫ミュージアムで行われている「ル・コルビジェ/チャンディガール」創造とコンテクストを見てきました。

最終日のため、かなりの多くの人がこられていました。

ル・コルビジェの仕事として重要な位置付けのインドでの作品を、模型により見ることができます。

複製ではありますが、図面も展示していました。

図面は、美しく絵画の様で、図面に必要な寸法が入っていません。

建築の輪郭が浮かび上がり、空間の美しさが認識できる様な図面。

図面のあり方を再度考えされた気がします。

そして、インドの仕事は、やはり地域・環境によりコルビジェが唱えた「近代5原則」が活かされた建築だと思います。

一度、実際に見て体感して見たいと思います。

藤原昌彦

身体感覚を鍛える

藤原の日記

暑さの続く毎日ですね。

災害のボランティアに行っている方は、熱中症などに気をつけて下さいね。

伊東豊雄

午前の打ち合わせを終えて、午後からは協働設計を行っている建築家 若原氏と身体感覚を鍛えるツアーへ。

ツアーというと楽しそうですが、実際は…^^;

今回は、千葉にある建築家の設計した住宅を中心に見て回りました。

写真ではなく、実際の建物を現地に立って見ること、体感することは非常に鍛えられます。

目を養うことの一つですね。

写真は、伊東豊雄 設計の住宅です。

藤原昌彦

手を練る事の再認識

藤原の日記

今日は、体温を超えるような暑さでしたね。

遠藤勝勧 スケッチ

本日は、牛窓の家のクライアント様と東京にて打ち合わせを行いました。今後のスケジュールと外構・造園の打ち合わせ。

現場は、暑さの中職人さんが頑張ってくださっていて、予定より早く完成する様な感じとなりそうです。これから仕上げとなって行きますので、完成までは気が抜けない状態です。

打ち合わせの後、東京での友人と会う時間まで、新橋にて開催中の遠藤勝勧 氏の「建築実測スケッチ 手の記憶」展へ。

ご本人もおられて、菊竹清訓設計事務所時代のお話など、貴重なお話をお聞きする事が出来ました。

スケッチを拝見すると、「手を練る」事の素晴らしさ、重要性を再認識することができました。

まだまだ、見るだけでなく、手を練ることをやって行かねければと思いました。

藤原昌彦

感覚的な部分

藤原の日記

茹だるような暑い一日。

明日からは、もっと暑くなる予報でやはり異常気象なのでしょう。

牛窓の家

本日は、国府市場の家の着工前の打ち合わせを行いました。

既存住宅の建て替えで引越しされて、今まで住まれていた住宅の解体を行っていきます。

今回の計画は、既存住宅の状態や増築の複雑さ、建てられた住宅の年代を考えた結果、建て替えをすることにしました。

その打ち合わせの後、牛窓の家へ現場監理のためにいってきました。

現場を見ながら、設計の際に想い描いた感覚と、現場の状況を見ながら、身体か感覚で確認して行きます。

設計図には書き込めない、感覚的な部分を現場にて調整して行きます。

この感覚的な部分の調整が、完成時に違いが出てきます。

ごく僅かな差なのかもしれませんが、ここのポイントが作風となり、豊かな空間になっていくのだと思います。

藤原昌彦

多少の不便さを

藤原の日記

蒸し暑い日が続きますね。

夏バテなど体調管理には気をつけて下さい。

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プレゼンのため、住宅のプランをにらめっこしています。

スタンダードな案を考えてから、崩したり整理したり、削ったり。。。

クライアント様の要望を全て叶えようとすると、必ず無理が生じてきます。(要望の数が多い場合)

大切にしたいことは、「いかに豊かな暮らしができるか」だと思います。

多少の不便さを包み込んでくれるような、大らかな空間のある住宅。

私に依頼をしていただけるクライアント様には、住みこなす力がある方が多いです。

その良さを分かって頂けるように、丁寧に伝える言葉を考えて行きたいと思います。

藤原昌彦

頭の中を空っぽに

藤原の日記

蒸し暑い日が続きますね。

カルボナーラ

本日は、できる限り建築から頭を離して過ごす1日としました。

設計中はもちろんのこと、これから計画に入ろうとするまだ依頼を受けていない住宅まで、気がつけばどうしても頭の中で考えてしまします。

そういったことがないように出来る限り、何か作業をしたり、手を動かしたりと。

1日の最後は、料理を作り、美味しく頂く。

一度、頭の中を空っぽにして再度整理する。

藤原昌彦