藤原の日記Blog

地盤調査

藤原の日記

台風一過のよく晴れた1日。

暑い夏が、戻って来ましたね。

地盤調査

本日は、白楽町で設計を行っている住宅の地盤調査を行いました。

現在は、行政の審査を受けている最中で、整い次第着工になります。

白楽町の家は、新規の分譲地に立つ住宅で、北以外の三面を住宅に囲まれた敷地です。

どうの様な住宅となっていくのか、まだ詳しくは書けませんが、おおらかな空間となりそうです。

完成に向けて、邁進して行きます。

藤原昌彦

模型

藤原の日記

本日は、台風の影響を考慮して、休業といたしました。

ほぼ何事もなく、過ぎ去ってくれた様に思います。

前川國男自邸

模型は、いろいろな情報をくれる。

私にとっての設計活動に欠かせないものです。

スケッチやパースではわかりにくい部分や、全体的な見え方、スケール感。

設計が進みにつれて、大きくして行きながら作って行きます。

最終段階は、模型を作りながら設計を行い、図面を修正する。

この作業が、一番大事で良い空間・建築になるための一つとなります。

諦めることなく、妥協することなく。

藤原昌彦

プランの良し悪し

藤原の日記

台風が近づいて来ていて、予測ができない状態ですので、十分に気をつけて下さいね。

南区の離れ

設計で大切にしている事で一番といえば、やはりプランとなります。

その中で、プランには大きく二つ別れると思っています。

ベストプランとグッドプラン。

どちらも良い様な印象ですが、私はグッドプランになる様に設計は進めて行きます。

この違いですが、ベストプランは簡単に言うとクライアント様の要望をすべて詰め込んだプランです。

グッドプランは、クライアント様の要望を受けてその必要性と内容を検討して、これから住まう事をしっかり考え暮らしに刺激が与えられる様な空間であり建築となるプランです。

多くの方は、私に依頼をしていただく際に、ベストプランをお願いをされると思いますが、必ずその様なことはいたしませんと言っております。

それは、現状の生活では要望を盛り込んだプランが、長い目で見た際のプランでないことが多いからです。

現時点で、ベストプランではなく、現時点ではグッドプランであるが10年・20年・30年と年月が経つにつれて使いこなしていく中で、ベストなプランになることが良い住まいであり、空間であり建築であると考えています。

藤原昌彦

設計は楽しい

藤原の日記

日中は、まだまだ暑いですが、朝晩は少し過ごしやすくなりましたね。

台風の動きが、不規則で中国地方にもかなり影響があると思いますので、十分に気をつけてくださいね。

遠藤勝勧 スケッチ

ひたすらに手を動かしながら、プランを考えています。

私にとって設計活動は、楽しいことです。

その反面、クライアント様の人生をも左右する大変責任の重いことでもあります。

だからこそ、しっかりと考え楽しんで行きたいと思っています。

建築を生み出すには、考えに考えて、苦しんでもがいて描いていく。

この過程があるからこそ、設計は楽しいと思えるのです。

藤原昌彦

完成が見えてきました

藤原の日記

少し暑さが和らいだ気がしますが、暑さは厳しいのでしっかりと対策をしてくださいね。

岩井の家

本日は、岩井の家のクライアント様と現場にて打ち合わせを行いました。

工事の進捗は、ほぼ終盤を迎え完成に向けて追い込みを行っています。

打ち合わせは主に、現場の仕上がりの確認をしていただいて、外構・造園の打ち合わせを行いました。

暑い中、職人さんの頑張りに感謝ですね。

藤原昌彦

モノを提案する

藤原の日記

何となく、今日は暑さが和らいだ気がしました。

週末に向けて、台風もきているそうですので、少しは暑さが和らぎそうです。

ウッドデッキ

住宅を構成する部材を数にすると、数十種類と数多くあります。

屋根・外壁・内部の床材・キッチン・浴室・・・etc

その多くのモノを一つ一つ決めていかなければ、住宅は完成しません。

私どもが設計を進める場合、こちらサイドで全てを提案して行きます。

要望を整理しながら、この地に建つに相応しい建築となる様にコストも含めて、私どもが建築家として良いと思うものを選ばせて頂きます。

その内容を見ていただき、意見をいただきながら最適なモノを決めて行きます。

その際に大切なことは、モノ単体で見ないことです。

全体を俯瞰しながら、すべてのバランスを考えながら行うことが大切になってきます。

デザインだけでもダメですし、機能重視だけでもダメです。

豊かな暮らしが送れる少しでも使いたいと思える様なモノを提案して行きたいと思います。

藤原昌彦

皆さんの力

藤原の日記

朝の散歩をしていると、子供達がラジオ体操をしていました。

夏休みが来たのだなと思える、夏の風物詩ですね。

牛窓の家

各現場が進行中で、佳境に入って来ております。

現場では、この暑い中職人の頑張りにより、少しづつ形となっています。

ものづくりは、一人の力ではできません。

考える人がいて、それをサポートするスタッフがいて、現場の進行や安全を管理するスタッフがいて、当然現場で体を動かして、造ってくれる職人さんの手により、建築は造られています。

その際には、クライアント様からの信頼関係がなければいけません。

まだ見ぬ体験したことのない建築を創る際には、クライアント様の不快ご理解と覚悟と、この建築を使いこなす勇気が必要です。

その為に、私たちは全力で造り上げて行きます。

藤原昌彦

室内の事だけでなく

藤原の日記

日本の最高気温更新のニュースを聞きその高さにびっくりですね。

41.1℃ …子供の頃は、夏休みの午前中は外に出て、山や川に入って遊んでいた様な気がしますが、今は本当に危険ですね。

蝉

アトリエの外壁は、焼杉板を使用していおり黒い外壁です。

熱を吸収してしまう色合いですが、それを和らげる効果として、植栽を施しています。

植栽には、葉を茂らせ木陰を作り、涼しくさせてくれます。

室内の温熱環境は、この時期だからこそ大切になってきますが、建物の内部だけを考えるのではなく、屋外のことも考えて、周辺環境を潤すことを考えていかなければなりません。

醜い商業建築の様なものにならない様に、風景となる様な建築・植栽の創り方が周辺環境に影響を及ぼし、ランドスケープとなっていくことでしょう。

藤原昌彦

祭り事

藤原の日記

暑日が続き、早く涼しくならないかと思っておりますが、お盆を過ぎるまでは、まだまだ続きそうですね。

田井の家地鎮祭

本日は、打ち合わせが立て続けにあり、バタバタとした1日でした。

これから着工となる住宅の準備や手続きのための打ち合わせ。

地鎮祭をいつ行うのか、その後の挨拶回りなども含めて行います。

最近では、地鎮祭自他を執行わない事が多くあるそうですが、私のクライアント様には必ず執行っていただいております。

工事の安全を祈願し、これから住まう家族の繁栄を願う事。

文化としても、継承していかなければならないと思います。

藤原昌彦

守ること

藤原の日記

夏本番ですね。

今日から、夏休みのご家庭が多いのではないでしょうか?

色々な経験のできる夏。

牛窓の家

住宅の設計は、常に葛藤との戦いです。

動線は良いか、使い勝手は良いか、気持ちの良い空間なのか…その他色々と。

その葛藤の中から、導き出した一つの案を提案する。

クライアント様の意見や要望を聞き、さらに案を練り込んで行く。

良いものを生かし、不要なものを削っていく。

何度も何度も繰り返し考え、線を重ねる。

愛される建築を創っていく為に守ること。

美しい建築を創る想いを

藤原昌彦