感覚的な部分

藤原の日記

茹だるような暑い一日。

明日からは、もっと暑くなる予報でやはり異常気象なのでしょう。

牛窓の家

本日は、国府市場の家の着工前の打ち合わせを行いました。

既存住宅の建て替えで引越しされて、今まで住まれていた住宅の解体を行っていきます。

今回の計画は、既存住宅の状態や増築の複雑さ、建てられた住宅の年代を考えた結果、建て替えをすることにしました。

その打ち合わせの後、牛窓の家へ現場監理のためにいってきました。

現場を見ながら、設計の際に想い描いた感覚と、現場の状況を見ながら、身体か感覚で確認して行きます。

設計図には書き込めない、感覚的な部分を現場にて調整して行きます。

この感覚的な部分の調整が、完成時に違いが出てきます。

ごく僅かな差なのかもしれませんが、ここのポイントが作風となり、豊かな空間になっていくのだと思います。

藤原昌彦