暑いですが、比較的過ごし易い1日でしたね。
建築家として、建築を考えたり、設計を行うのですが、デザイン出来ないものがあります。
それは、「時間」です。
この世に生み出されたモノが、長い月日を経て使い込まれ、愛されたものには、「深み」があります。
ただ、長い年月経っていれば良いのではなく、時間の経過とともに愛情を持って手入れをされているものですが。
その「時間」のデザインは、建築家ではなくクライアント様の力になってくると思います。
良い建築が、生まれる際にはクライアント様の深い理解と覚悟により決まって来ます。
現場が終盤を迎えている、小さな住宅はその様なクライアント様の力により現実の建築となります。
「時間」がプラスされることにより、良い建築となってくれることでしょう。
すぐには、評価も結果も出ないことですが、これからもその様な建築を創って行きたいと思います。