鴨方の家Blog

金物確認

雨が続き、桜も散ってしまいますね。

さて、鴨方の家では大工工事が進み、構造強度に必要な金物や耐力壁の施工が進んでいます。

内部の耐力壁

構造家による構造検討・調整・構造計算により耐震等級3を取得。
現場で設計通り施工されているかどうかをチェックしていきます。

社内で2重にチェックを行い、第三者機関による外部のチェックを行うことで、人為的なミスをなくしていきます。

外壁面については、天候が戻ってからになりますが、来週には第三者の検査を受ける予定です。

空調システム

桜が満開。暖かい日が続きますね。少し桜が散るの早そうですが、楽しみましょう。

鴨方の家では、先日の基礎の断熱材施工に続き、この住宅全体の空調を行うためのダクト設置を行いました。

パッシブ冷暖システムと名付けられた仕組みで、最近よく採用しております。

冷暖房を1台の壁掛け(一般的に使用されているエアコン)により、空調を行う仕組みになります。

床下空間を利用し冷暖房を行いますが通常の床下エアコンと違い、ダクトにより良い効率よく家全体を空調してけるようにしています。

冬は床暖房のような暖かさがあり、夏は循環ファンにより床下の冷却された空気を各部屋などの高い位置から強制的に吹き出させ空調していきます。

人それぞれにより、暑い寒いの感覚が違うので全員がベストな空調はかなり難しいのですが、家全体の室温ムラが起こりにくくなり空気が動くことで、淀みもなくなり快適な空気環境ができるのではと思っています。

床下の空間を使う

屋根に続き、内部では大工による工事が進んでいます。

写真では分かり難いのですが、鴨方の家では全館空調(パッシブ冷暖)を採用するため、基礎部分に断熱材を施工しています。

土間の部分も断熱材を敷き込み、この床下空間を夏場は冷房し冬場は暖房して、全館を空調してい行きます。

このあと、床下にダクトを施工して床合板を伏せていきます。

伏せてしまうと見えなくなってきますので、掃除も行います。

屋根の仕上げ

桜が満開に近づいてきましたね。

鴨方の家では、屋根の仕上げ工事が行われています。

ガルバニウム鋼板 立ハゼ葺きの仕上げ。

屋根面が大きいため、長さが約8.0mあります。

もっと長い屋根になるときは、現場にて成形して施工をすることも有ります。

比較的広い場所なので、工場にて成形した材料を現場搬入して葺いています。

現場では、搬入や取付など様々なことを考えて準備・手配を行います。

祝 上棟

ついに鴨方の家が上棟いたしました。

朝は、クライアントの挨拶から始まり、作業を進め屋根の形が見えるまで作業が進められました。

その後、上棟式(簡易の方法ですが、バウムスタイルアーキテクトでは行っております。)を執り行いました。

これから、さまざまな工種の職人さんにより、徐々に仕上がっていきます。

構造のシルエットが非常に美しいので、完成が楽しみになります。

屋根の断熱と遮熱

上棟作業に続き、屋根下地の工事が進んでいます。

鴨方の家では、構造が仕上げとして見える為、断熱材の入れ方を少し工夫しています。

構造の登り梁の上に屋根構面としての構造用合板(24mm)を直接貼り水平構面を確保して、その構造用合板が室内の天井の仕上げとして見えてきます。

その上に屋根垂木を流してその間に断熱材(フェノールフォーム t=60mm)を入れています。

さらにその上へ遮熱の為に遮熱シートを貼っています。
遮熱は、両側に通気層が無いと効果が薄れるため、少したわませながら施工しています。

この上へ、ガルバニウム鋼板の下地となる野地板を貼っていきます。

断熱の方法も色々ある中、その建築に合うようにしていきます。

土台敷き

基礎工事・設備配管工事が完了した後は、構造材搬入を行い、大工による土台敷きが行われています。

写真は、土台敷きが完了し養生を行ったところ。

バウムスタイルでは、基礎断熱(床下空間を使用するため)が多いため、断熱材や床の合板は、上棟して屋根が掛かって雨が入り難い状態になってから行います。

さあ、いよいよ上棟。

建築が立ち上がる瞬間です。

設備配管

暖かい日が続き、春が近づいてきているのが分かりますね。

鴨方の家では、基礎工事が完了し設備(給排水)の配管を行いました。

これで、上棟までの準備が完了しました。

構造材を搬入して、上棟の準備に取り掛かります。

上棟がいよいよ待ち遠しいですね。

基礎工事完了

立上りのコンクリートを打設して、養生期間を経て型枠を解体しました。

綺麗なコンクリートとなっており、一安心。

周りの掘った跡を整地して、基礎工事完了となります。

引き続き、水道業者さんによる配管を行っていきます。

上棟へ向けて、準備が進んでいきますね。

基礎立上り

土間コンクリート打設が完了すると、次は基礎立上りのコンクリートを打設していきます。

立上りの型枠を建て込み、コンクリートを打設していきます。

その前に、設備(インフラ)の仕込みや配管を通しやすい様にボイドと呼ばれる紙管を設置しておきます。

打設が完了するとしばらく養生期間を確保して、型枠を解体してい行きます。

綺麗なコンクリートになっているか、解体が待ち遠しいですね。

同時進行で、上部構造の木材の加工の確認を行います。

今回はここまで、次回は型枠解体後の作業となります。