激しい雨が降りましたね。
これで梅雨入りかと思っていましたが、まだ違う様です。
事務所名でもある「バウム」は、ドイツ語の「木」という意味があります。
その裏側で実は、「場を生む」→「ばうむ」をいう意味合いも含ませています。
実際には、「場を生む」と「木」が同時進行で出てきて事務所名へとつながりました。
「場を生む」ことで「豊かな人になってもらいたい」というのが切なる思いです。
住宅という「場」が人を育てることに繋がり、社会へ出て貢献して頂く事につながって行く。
私にできる小さな事を真剣に取り組んで行きたいと思います。
藤原昌彦
少し蒸し暑い感じの1日。
明日からは雨が続く予報ですが梅雨入りとなるのでしょうか?
高梁の家は、内部の造作が着々と進み部屋ごとのしつらえが進んでいます。
薪ストーブの煙突も設置されて、いよいよ今週中には足場が外される予定です。
建物の打ち合わせはほぼ詰めの段階で、あとは現場の進捗に合わせて細かな部分を調整して行く段階へ。
足場が取れると、次は外構へ。
既存の植栽の関係を見ながら、多い植栽を減らして行く作業を行います。
一度、必要なさそうなものを撤去したり移設したりして、見え方を確認しながら追加したいり、調整をして行く事が必要となります。
既存の植栽と新たに加えるもののバランスが非常に難しいですが、よい雰囲気になる様にして行きたいと思います。
藤原昌彦
心地よい風が抜けて気持ちの良い1日。
敷地と対峙しながら建築を考える際に、できる限り敷地に余白が生まれるようにしたいと思う。
都心の様に土地の価格が高く、無駄に出来ない場合は別ですが。
敷地に余白を取ることは、建築にゆとりを与え周辺環境にもゆとりを与えます。
その余白となった部分に植栽を施し、街に緑を提供する。
個人資産である住宅が、社会貢献できる一つの方法です。(一番は、美しく皆さんに愛される住宅です。)
余白があることで、生きる大切な何かを発見できるのでないかと思います。
藤原昌彦
少しづつ蒸し暑くなってきましたね。
来週あたりから雨が続きそうです。いよいよ梅雨時期になりますね。
雑誌の取材を受けました。
ホームページを見て頂き、建物を紹介したいということでお話をさせて頂きました。
再度、取材を受けることで設計の際に考えていたことや実際のクライアント様とのやりとり、どのように格闘をしたかなど振り返ることが出来ました。
雑誌掲載の内容は、クライアント様の暮らしぶりとなる予定です。
大変楽しみです。
クライアント様をはじめ、建築に関わって協力していただいた方々のおかげで創り上げる事が出来ます。
皆様に感謝です。
藤原昌彦
青空の広がる一日。そろそろ梅雨を気にしながら天気予報を見ないといけない季節です。
本日は、津山へ行ってきました。
来月から着工をする「美咲町の家」工事契約の立会いに行ってきました。
これから、行政の手続きや詳細図の取りまとめを行い、進めて行きます。
大きなワンルームを分節しながら繋ぎ、いろいろな居場所のある空間となります。
当初の模型から少しづつ変化をしながら、もう少し丁寧にまとめて行きたいと思います。
藤原昌彦
爽やかな天候の気持ちの良い一日。
本日は、リノベーションを計画しているクライアント様との打ち合わせ。
リノベーションでありコンバージョン(用途を変更)にもなるかもしれません。
農業用倉庫兼住居(現状では倉庫として利用)を住居へ。
元々は、仮住まい用にしつらえてあったものなので、インフラはもちろんのことキッチンや浴室・洗面・トイレなどのウォーターセクションはありません。
新築とは違い、何を生かして何を除去するのか。
ここからが出発点となります。
構造の特性を生かし、豊かな暮らしのできる空間へ。
もう少し調整に時間はかかりますが、着工の準備に進んで行きます。
まずは、解体から始め、構造躯体のみにして行きます。
新築とは違う設計手法で、現地で読み取った感覚を大事に設計を詰めて行きたいと思います。
藤原昌彦
涼しく過ごしやすい1日。
久しぶりに倉敷美観地区へ。
倉敷美観地区の中にあるかけ美術館で開催されている宮脇檀展「手で考える」を見に行きました。
この展覧会は、東京→京都→岡山 と巡っています。
京都と今回の岡山の展示を見ました。
その後、倉敷立美術館で宮脇檀さんのシンポジウムに参加。
元所員の椎名英三さんの講演があり、宮脇さんとのやり取りや各作品の経緯や格闘を聞くことが出来ました。
改めて、創る事の情熱と格闘をしなければいけないことを痛感しました。
まだまだ、邁進して行きたいと思いました。
藤原昌彦
5月も本日で終わりですね。
気持ち良い天候が続きますが、そろそろ梅雨が気になります。
敷地と向き合い、クライアント様と向き合い建築を思考する事が設計の始まりです。
効率の良い導線、過剰な設備、地域にそぐわない高気密高断熱…
全てが、悪いわけでも無いし、ちゃんと考えなければならない事柄ですが、人が生きることを考えるときに本当に良いかを考えています。
人が生きる舞台となる家は、そこに住まう方の直感・夢・狂気といったことが建築に命を吹き込み、そこに住まう方に活力を与えていくのでは無いかと思います。
個人の個性を大切にし、周りと違う建築と向かい合うときやはり批判を受けることがあります。
その変化に恐れず、豊かな暮らしを求めることが、家族を豊かにし、周辺環境を豊かにし、社会を豊かにすることにつながっていくのだろうと思います。
新しい時代に、新しい豊かな暮らしを目指したいと思います。
藤原昌彦
今日も爽やかな青空の広がる1日。
明日は、どうやら雨模様です。
クライアント様から敷地を決められる際にご相談をよく受けます。
現地を確認して、何か問題点がないか暮らしていて不都合な点はないかを見させていただくことが多くあります。
生活はそれぞれの家族で違いがあり、全てが良いことはあまり無いかもしれません。感覚的なことが土地を決める一つの決め手にもなります。
計画をする際には、敷地の状況と周辺環境全てが建築の設計に対する与条件となります。
その与条件に対して、ベストな案を構築するために敷地を読み込みイメージを創って行きます。
プランを創っては、敷地を再度確認しまた再度プランを練り直す。
その様なことを繰り返しながら敷地を読んで行きます。
藤原昌彦
雨も上がり、気持ちの良い青空の広がる1日。
本日は、高梁の家へ現場監理のため行ってきました。
工事は中盤を過ぎ、そろそろ後半戦へ。
各箇所の細かな納まりの打合せを終え、現場をドンドンと進める段階です。
あとは、私の納まりが良い様になってくれる様に細やかにして行きたいと思います。
各部分のディテールや詳細を納まりなどという事言います。
ディテールについては、モノとモノとのぶつかる様の取り合いを決める事だと思っています。
納まりとも言いますが、モノとモノとが納まる様にする事ですが、一番大切なのは建築家が思い描く空間にその各部分が建築家のしっくりくる状態になっているかどうか、すなわち建築家自身の気持ちの納まりが良いかになってくると思います。
建築家それぞれの納まりがあり、それが空間に与える個性・作家性へつながって行きます。
空間と素材とディテールのバランスが、建築に深みを与えて行きます。
これから詰めの段階に入って行きますが、完成が本当に楽しみです。
写真は、高梁からの帰りに立ち寄った吉田牧場で購入したモッツァレラ。大変美味しいので、ぜひみなさんも行かれてください。
吉田牧場
岡山県加賀郡吉備中央町上田東2390-3
0867-34-1189
藤原昌彦