藤原の日記Blog

なくても出来る豊かな暮らし

藤原の日記

久しぶりの雨で、少し涼しい1日でしたね。

もうすぐ梅雨の季節、雨は必要ですが程々に降ってくれると良いのですが。。。

さて、くつろぎの時間を考える際にどうしても中心になっているのがTVではないでしょうか?

色々な雑誌等を見ていると、写真の中心にTVがあることが多い気がします。

TVがない生活をしなさいと強制しているのではなく、TVを中心にしていく暮らしの考え方に問題があるのではないかと思っています。

家族団欒を中心に考え、家族が集まり穏やかな暮らしを行う。

全てがオープンで逃げ場のない状態も良くないので、少し篭れる場所を造る。

そうしておくことで、自然に家族同士の触れ合う時間が増え、閉じ籠もらない様にしていく。TVに頼ることなく、それぞれの価値観でくつろぐ時間となります。

情報化社会ですので、情報を取得するためのメディアは必要かと思いますが、それがなくても豊かに暮らすことの出来る空間を目指して欲しいと思います。

藤原昌彦

手で考える

藤原の日記

今日は、涼しいですね。

これだけ寒暖差があると体がついていかないですね。

設計は、頭で考えていく様に思われますが、私の場合は手を動かしながら考えていく様な気がします。

漠然としたイメージを線を重ねながら積み重ねていく。

消しては、重ねてだんだんと空間を形づくって行きます。

本日から、倉敷美観地区にある加計美術館で、宮脇檀 展が6月8日まで開催されます。

ドローイング(手描き)の素晴らしさが伝わる展覧会です。

ぜひ、時間がある方はご覧ください。

何回見ても、勉強になる手描きの想い、チカラ強さ。

「目を養い、手を練れ」

少しでも追いついていける様に邁進してまいります。

藤原昌彦

さあ、いよいよです

藤原の日記

真夏の様な暑さが続きますね。

5月にこの暑さは、先が思いやられます。

本日は、打ち合わせを立て続けに行いました。

大きな山場の金額の話でしたが、色々と許容して頂き前に進むことができます。

これから、行政の手続きの準備を行い来月末ごろには着工となります。

大きな空間とそのつながりを意識た建築で、色々と新しい試みを行いながら提案をしています。

構造も木造では少し難しいところを色々なアイデアを出しながら耐震等級3を取得できる様にしています。

これから詰めの作業が始まって行きますが、良い建築となる様に進めて行きたいと思います。

藤原昌彦

プリツカー賞

藤原の日記

真夏日が続きますね。まだ、5月だというのに本格的な夏には気温はどこまで上がるのでしょうか?

気候が少しずつ変わってきているのかもしれませんね。

さて、建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞の授賞式がアルステルダムで行われました。

日本人建築家 磯崎新氏が今年受賞されました。

岡山県にも 氏設計の建築があります。

岡山西警察署と奈義町現代美術館があります。

磯崎新氏は、少し遅いくらいの受賞ではないかと思いますが、日本人として8人目です。

前衛的な建築が評価されての受賞。

やはり刺激になりますね。

まだまだ、頑張らなければ。

藤原昌彦

下ごしらえ

藤原の日記

良い天気が続き、気持ちの夜市日でしたね。

本日は、色々な下準備のためアトリエに籠もりっぱなし。

創作の下準備であれば良いのですが、数字とにらめっこの時間でした。

職人さん不足や資材の高騰などの要因で、色々な価格が上がっています。

資金計画で想定しながら行っていくのですが、先を読むのが難しくなっています。

しっかりとした下ごしらえをしながら次のステップへ進められる様にして行きたいと思います。

藤原昌彦

何を比較するか

藤原の日記

真夏の様な気温の上がった1日。

風は心地よく気温のわりには快適に過ごせた気がします。

本日は、三原久井の家へ配筋の工事監理のため行ってきました。

配筋は綺麗で、これで順調に工事を進めることができます。

6月の上棟を目指して丁寧な仕事をして頂きます。

さて、大型連休も終わり住宅の設計に関するお問い合わせを色々といただく様になりました。本当に感謝です。

住宅を建築したいという熱い思いは、皆さんお持ちだということが非常に伝わります。色々と比較検討をして、住宅を建てたいと思うことは、大切なことだと思います。

ただ、私が大切だと思うのは、比較検討する対象が何かによります。

暮らしを考えた際に、何が大切なのか?

モノではなく、暮らし。

どうしても、目に見えるものでしか判断できない状況ですが大切にして欲しいと思います。

写真は、建築家 清家清 設計 ザ・プリンス Karuizawa

藤原昌彦

さあ、ここから

藤原の日記, 高梁の家

カラッとした気持ちの良い一日でしたね。

本日は、高梁の家へ。

外壁の工事も終わり、あとは煙突工事が完了すれば足場が外せる段階となりました。

内部も床材が貼られ始め、一気に進んでいっております。

家具の打ち合わせをほぼ終わり、製作に入っております。

いよいよ、詰めの段階に入って行きますので、楽しみになってきます。

同時に外構・造園の打ち合わせを進めながら完成に向けて邁進して行きます。

藤原昌彦

力強い

藤原の日記

雨が降ると言いながら、なかなか降らず夕方になり嵐の様な振り方でしたね。

久しぶりに天気予報が外れ、自然災害に対して常に準備をしてくださいね。

先日の建築散歩で印象的だったので少しご紹介。

建築家 鈴木恂 設計のグラスハウス(旧 NAH) 隣には同氏設計の新館もあります。

完成してから約50年近く経過しております。

現在は、ワインの販売事務所として使用されております。

コンクリートの打放しと木を綺麗に使い美しい建築です。

内部は、見学できなかったのですが、エントランス部分を少し見学しましたが、トンネルの様な低い屋根?庇?を通り奥へと続きます。

高さとしては、2m無いくらいでワクワクするアプローチ。

外観も大きくなくコンパクトで、力強さが伝わってきます。

良い建築は、オーラが違います。少し奥まったところにあるのですが、一瞬でそれとわかる雰囲気があります。

愛着を持って使われていることもあり、この力強さは保たれているのだと感じました。

美しい建築は、人の心を豊かにします。

藤原昌彦

 

コルビジェ

藤原の日記

東京は蒸し暑いぐらいの天候です。

本日は、国立西洋美術館へコルビジェの展覧会に行ってきました。西洋美術館は、世界遺産登録をされています。

日曜日でもあり、展覧会が最終日とも重なり大変多くの人が来られていました。

コルビジェは、午前中はデッサンや絵画を描き、午後から建築の設計を行っていました。

この展覧会では、その様な経緯を順序立てて見ることができました。

建築の造形を模索するためにデッサンや絵画を描いていたとも言えます。

コルビジェの美しい建築の原点が垣間見得た気がします。

やはり実物を体験したいと思いました。

藤原昌彦

建物探訪

藤原の日記

標高が高いせいか、肌寒くもあり気持ち良くもある気候です。

石の視察を終えて宿泊地へついたのは夕方だったので、今朝少し建物散策へ。

ザ・プリンスホテル軽井沢 設計は清家清です。

違いのわかる男で、CMにも出られた方です。

建築は、湖畔に向け大きく開いた眺望の良い食事を楽しむところがあり、客室も湖畔に全ての客室が向いています。

そのため、湖畔に合わせて建物も湾曲しながら佇んでいます。

一度は、宿泊をしてみたいですね。

藤原昌彦