もうすぐ、梅雨入りしそうな天候ですね。
さて、発売中の建築専門誌 「建築知識 ビルダーズ33号」に南区の離れが掲載されました。
「造園家 荻野寿也の感動する庭 7選」の一つとして取り上げて頂いています。
設計において、庭は重要なテーマの一つと昨日のブログでも書かせていただきました。
荻野寿也氏に「庭上手」と太鼓判を押していただき紹介されていますので、是非書店にて誌面をご覧いただければ幸いです。
そして、尊敬する建築家 堀部安嗣 氏や恩師の一人でもある建築家 伊礼智 氏 建築家 高野保光 氏 広島の建築家 前田圭介氏と共に並んで掲載して頂いています。
こうして、取り上げて頂いた事に満足せず設計に邁進して行きたいと思います。
荻野寿也 氏をはじめ、関わっていただけた方に感謝致します。
藤原昌彦
薄曇りの、今にも雨が降りそうな1日。
なんとなく、梅雨の訪れを感じます。
設計をして行く中で、大切にしている事が沢山あります。
その中でも、「庭」については私の設計においては欠かせません。
「庭」というと、外のイメージが強く建物とは関係のないものとして捉えられがちです。
私の設計において「庭」は、大切な屋外空間として考えています。
つまり、リビングルームや寝室、個室といった様に、「庭」は外室として考えながら、リビングルームなどの繋がり、「間」を考えながら設計をしています。
心地の良い居場所を考えていくと、屋内、屋外を問わずそれらが繋がり全体を構成する様な感覚ですね。
そして、その「庭」「外室」が拡大して行き、敷地の外へ向けられた時に、周辺環境と繋がり、人にとって心地の良い街並みになって行くのではないでしょうか?
「庭」も一つの部屋として考え、全体の建築として構築してく事が大切になってきます。
藤原昌彦
気持ち良い風が吹き、心地よい1日でしたね。
現在設計を進めている、邑久町の家は金額の取りまとめの大詰めを行なっています。
早いもので、お会いしてから3年の月日が経ち、ようやく土地の造成が来月行われる予定で進んでいます。
着工は、8月のお盆がすぎたあたりになるかと思います。
コンパクトな平屋たての住宅で、コストダウンを考えながら設計を進めました。
どの様になるかは、完成してからのお楽しみに。
頑張って、金額の取りまとめをクライアントさまとともにやって行きたいと思います。
あと一踏ん張り。
藤原昌彦
天気が良く、外での食事が楽しいですね。
これから梅雨が来るかと思うと少し憂鬱ですが、晴れた日を楽しんで行きましょう。
コンパクトな住宅を設計する際には、できるだけアプローチの動線を長く取ります。
そうする事で、玄関への期待感が高まり、アプローチに施した植栽も楽しみながら中へ入る事ができます。
楽しみながら歩くのも良いものですよ。
藤原昌彦
段々と暑くなっていますね。
そろそろ、ジメジメとした梅雨が近づいてきますね。
天気予報とにらめっこの季節が来ます。
住宅の設計を行う際に、基準として使用する寸法体系があります。
モジュールとも言いますが、簡単にいいますと柱間の間隔の事です。
メーターモジュールだから少し広い…などと言われるモジュール。
私が良く使用するのは、尺。910mmの間隔で柱の位置を考えます。厳密には、1,820mmで考えるのですが…
1m間隔より、90mm短いのですが、昔から日本で使用されている寸法です。
実は、良く考えられた寸法ではないかと思っています。
身体間隔に近い寸法で、造り込んでいくと非常になじむ寸法だと思います。
また、施工においても材料のロスが少なく、無駄がないのもこの寸法です。(日本においてはですが…)
この寸法を、そのまま古来の住宅の造り方をしてしまうと、新しさは感じ得ないので、再度この寸法を理解し、再解釈しながら新しい空間を目指したいと思います。
豪華さではなく、新たなスタンダード目指して
藤原昌彦
清々しいよく晴れた1日。
アトリエでは、鳥の鳴き声がよく聞こえました。
住宅を設計する際に、出てくる問題として家事動線。
つまり水廻りの位置関係について色々と考えておかなければなりません。
一般的には、キッチンや洗面(洗濯室)が近くにあると良いとされています。
平屋建てなどの場合には、近くなる様に設置すれば家事動線がシンプルになり良いかと思います。
コンパクトな住宅を設計する際には、くつろぎの場所と水廻り(キッチン・浴室・洗面・洗濯)を一緒にしてしまうと非常に各スペースが狭くなってしまいます。
やはり、コンパクトな住宅の場合には寝室と浴室・洗面・洗濯をまとめてあげると、くつろぎの場の広さが確保でき良い空間を創ることができます。
こうすることで、家事動線が悪くなるかといえば、そうではなく洗濯などの家事が干す・畳む・しまうが簡潔にでき、スペースも確保できる。
分けることで、実は家事の時間を短縮になる事があるのです。
藤原昌彦
今日は、雨模様の1日。
寒暖差が激しく、体調管理が大変ですね。
クライアント様からよく言われるのですが、「休んでますか?」と。
当事務所は、水曜日が定休日となっています。
とは言っても、どうしても建築から頭が離れないのですね。
手は動かさずとも、頭では現在進んでいるプロジェクトの事を考えています。
しかし、やはり休む事も大事な事です。
休むときには、料理をしたり、料理を手伝ったりする事で頭を休めることができます。
色々なリフレッシュ方法はあるかと思いますが、晴れた日のリフレッシュ法を考えて見たいと思います。
藤原昌彦
気持ちの良い青空が広がっていましたね。
明日は、雨の予報で気温が下がりますので体調管理には気をつけてくださいね。
私が設計をする住宅は、平面的にはシンプルな構成になる様に考えています。
色々な要望をお聞きしながら、敷地との対話を始めます。
光に包まれる様なおおらかな空間を。
思考を巡らし、線を重ねながら無駄ものを削ぎ落として行きながら、まとめて行きます。
空間は、立体的なものであるため平面の計画だけでは構成できませんが、しっかりと練ることが大切になってきます。
その上で、高さの構成をしっかりと考えながら、空間を考えて行きます。
設計は、工事が終わるまで実は続きます。
常に考え続け、美しい愛される建築になる様に
藤原昌彦
今日は、暑いぐらいの一日。
現場監理のため牛窓に行ってきました。
気持ちの良い天気で、瀬戸内海も非常に綺麗でした。
牛窓の家は、東京から移住をされるご夫婦の住宅です。
コンパクトな平屋たての住宅ですが、内部は広く感じる様な計画としています。
内部空間の輪郭はまだわかりにくいのですが、光の入り方や広がり方は良い感じになってきています。
現場はこれからですが、完成が楽しみです。
藤原昌彦
少し肌寒いですが、天気の良い一日。
明日は、気温がぐんと上がるそうですよ。
寒暖差が激しいので体調管理は気をつけてくださいね。
本日は、倉敷市白楽町で計画している住宅のプレゼンテーションでした。
新しい分譲地の中の3面を住宅に囲まれた敷地。
色々な居場所を光が包み込む様なおおらかな空間になる様に計画しています。
これから、素材の使いかと合わせながらずっとテーマにしている光について考えて行きたいと思います。
写真は、本日いただいた「倉敷おからクッキー」
藤原昌彦