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心地良さある空間

藤原の日記

梅雨明けしたものの雨が続きますね。合わせて、蒸し暑さが増してもいますが、これから段々と暑くなり、夏本番となりますね。

この時期の夜には、アトリエで窓を開けて色々な事を考えたりしています。

山から吹き降ろす風が気持ちよく、カエルの鳴き声なども楽しく感じます。

この心地良さを感じる要因は色々とあると思います。

設計する際には、この心地良さのベースをどの様に創って行くかが大切になります。

まずは、景色を切り取る様な開口部の位置であったり、美しい光を取り入れる開口部の大きさであったり、その光を受け止める壁。

空間の大きさや天井の高さ、奥行きの陰影様々要素により、心地良さは生まれてきます。

低い天井は、空間の重心を落とし、包まれる様な空間となりそうすることで、人は安心して空間に身置くことができ心地良さを感じます。

また、灯りについてもできる限り重心を低くしてあげることが大切になります。

リビングなどのくつろぎの空間は特に、天井からの灯りではなく、壁かもしくは床付近においてあげることで、リラックスできる空間となります。

どうしても明るくしたい場合は、スタンドライトなど増やすことで調整してあげることが大切です。

心地よい空間は、すべてのバランスが大切で、すべての関係性を丁寧に設計してあげることが必要です。

美しい空間は、心地良さのある空間となります。

藤原昌彦

そとん壁

こんにちは。

岡山市北区で建設中の吉備津の家は、そとん壁が完成しました。

上塗りを行い、かき落とし器で表面を仕上げます。

実際に仕上がった表面です。

写真からも伝わるようにごつごつとした表面に仕上がっております。

建物全体の写真です。

焼杉板とそとん壁の色合いが、シンプルですが絶妙な色合いとなっております。

私はかき落とし仕上げを初めて見ました。

白くまっ平な壁が職人さんの手によって、みるみると表情を変えていく様は

何とも言えないわくわく感がありました。

仕上がる前と仕上がった後を見比べるのも、勉強になりますが

実際に職人さんの技術を目の当たりすると、より学ぶことができます。

足場がとれて建物全体が見えてくるのが楽しみです。

吉備津の家は、外部は照明器具の取付、足場解体

内部は1階の天井と壁のボード施工を行う予定です。

Staff.I

擁壁工事

真備町の家Ⅲ、
車庫から続く擁壁の型枠が組まれました。


この壁はコンクリートの壁。

前回のモックアップに基づいて決めた高さで製作しています。

仕上げはコンクリートを流し込むだけではなく、杉板型枠の打放し仕上げ。

コンクリート色の面に浮き上がる木目はとてもきれいなものになります。

単にコンクリートを流すだけでは表面がきれいに仕上がりません。

型枠がコンクリートの重さで崩れないようしっかり組み、

より仕上りをよくするため、バイブレーターや金づちを使っ

てコンクリートを細部まで充填し気泡の脱泡を行います。

養生期間を置いた後、型枠が解体され表面の仕上がり具合がどうなっているか、楽しみです。

Staff.T

良い塩梅

藤原の日記

大変な雨が続きましたね。この雨でひと段落して、梅雨明けとなってくれれば良いのですが。

毎朝、卵焼きを焼いて朝食にしています。

プレーンな焼き方が好きなので、白だしと砂糖、塩と色々な配分を試しながらつくっていました。

毎日作っていると、良い塩梅が見えてきて、卵の大きさを見ながら調整もできるようになってきた気がします。(料理人ではないので、気のせいだと思いますが。。。)

設計も、設計完了した時点が終わりではなく、現場に入りつくりあげている間も設計をしていきます。

毎日、考えていることで良い塩梅が見えてくる気がします。

藤原昌彦

造作家具

こんにちは。
今日は、すごい雨でしたがみなさん大丈夫でしたか。
早く梅雨が明けてほしいところですがそうなると一気に気温が上がります。
いよいよ夏到来ですね。

さて、高屋の家では造作家具の採寸と打合せを行いました。

2階の階段ホールの吹抜を囲む本棚について打合せをしているところです。

打合せは製作だけでなく、組み立てや搬入計画など
家具が実際に建物に設置されるまでの細かな部分まで行います。

造作家具は、実施設計時に詳細図を書きますが
内部がある程度出来上がった段階で採寸し
現場での正確な寸法で製作をしていきます。

家具が入るとまた内部の印象が変わります。取付く日が楽しみです。

Staff. Y

壁ボード

こんにちは。

台風を彷彿させるような大雨が続いております。

川の増水など、災害が起きかねない状況になることもあると思います。

緊急時には避難するなど、皆さんお気をつけください。

さて、岡山市北区で建築中の吉備津の家は

室内の壁と天井のボードを施工しております。

ボードを貼ることで、2階の特徴的な天井の形がはっきりします。

しかし、ボードで壁がはっきりすると

狭く感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

ボード施工後の塗り壁を施工すると、白色の特徴により

ボードを貼っている空間に比べて広く感じることができます。

色による、人の受け取り方の変化は興味深いです。

建築では様々な色が使われており、色のバランスは難しいですが

考えられバランスのとれた部屋や外観は、何とも言えない美しさがあり

一枚の絵画のように感じられます。

私自身、バウムの家を見て美しいなとすごく感銘を受けました。

美しくバランスのとれた家は、建築家だからこそなせる業なのだと痛感します。

これから、より良く美しいバランスにできるか学んでいきたいです。

吉備津の家は今後、内部は1階ボード施工と棚造作

外部は、足場解体を行う予定です。

Staff.I

外構

外構工事が進行中の真備町の家Ⅲは車庫をつくっています。


敷地内に車庫を設ける場合は既製品を採用するのではなく、

木造や鉄骨で建てています。

台数、道からの出入り、使い方などにより設計を行ない、

そこから住宅側との意匠や大きさのバランスも踏まえながら細かく設計をしていきます。

さらに植栽の配置との関係も図面や全体の模型、時には実際にモックアップを製作し現地で検討を行います。

後からでもできる工事もありますが、一つ一つのデザインを考えるのではなく

全体でみても良い建築となるよう時間をかけて練っていきます。

Staff.T

ほのかな明かり

藤原の日記

雨が続き、河川の水も溢れんばかりになっていて、そろそろスカッと晴れた空がみたいですね。来週あたりで、梅雨明けのようです。暑い夏がやってきますね。

家は、帰る場所である建築です。

美術館や劇場、学校など、行くことを目的とする建築がある中で、家・住宅は唯一「帰る」という行動を前提としてつくられていきます。

その帰る場となる家には、ほのかな明かりが似合います。

明るい光ではなく、ロウソクの火のような柔らかな明かり。

街中では、光を遮るカーテンやブラインドで、人がいるのかいないのかわからない住宅が多い中で、障子などで視線を防ぎながらほのかな明かりが漏れる家の雰囲気は見ていてもほっこりしますね。

他人の家なのですが、明かりの灯っている家をみると「帰ってきたな」と思ってしまいます。

決して煌々と明るくはないですが、心地よい明かりを丁寧に設計していきたいと思います。

藤原昌彦

守る屋根

藤原の日記

関東にまた緊急事態宣言が出るそうですね。オリンピック開催も間近に迫っている中、本当にどうなるのでしょう。

雨も続き、災害がまた増えそうな気がしますが、皆さん気を付けて下さいね。

屋根のある建築コンテスト2019 最優秀賞

さて、日本は雨の多い地域です。

建築の設計では、この雨から守るために屋根をかけ雨の道をつくって、雨水を捌くことが重要になってきます。

この屋根が端正なものが実は風景をつくっていく中で大変重要になって行きます。

現在設計中の住宅もこの屋根について、様々な屋根の形を模索しながら進めていいます。

屋根がつくる建築の姿。

おぼろげながら見えてきた形。もうしこし時間がかかりそうです。

藤原昌彦

暮らしを楽しむ

例年に比べると良いのかもしれませんが、ジメジメと嫌な蒸し暑さがありますね。早く梅雨があけて欲しいです。

昨日伺った邑久町の家。ご夫婦と猫二匹が住まう住宅です。

完成して約2年が経過し、床材などの木材が良い感じで焼けて、味わい深くなって行っていました。

猫により、傷だらけなのよと言われていましたが、言われないと気づかない程度もので本当に丁寧な暮らしぶりが伺えました。

また、お酒好きなご夫婦のコレクションも増えていて、並んでいる姿を見るのも楽しくなり、暮らしを楽しんでおられました。

外出もままならない時期に、家があったことで本当に良かったと。

こう言っていただけて本当に嬉しく思います。

藤原昌彦