窓を開けていると風が心地よい季節ですね。
すばらくすると、暑い日がきますね。その頃にはコロナウイルスが治ってくれると良いのですが。。。
日々図面と格闘しながら、設計を進めています。
住宅をつくるためには、多くの図面が必要になってきますが、現場の判断に任せて多くの住宅会社が図面を書かずに行なっているとよく聞きます。
出来る限り図面にて検討を行い、全体が纏まっているのかを確認し現場での効率化を行なっています。
「精神は、細部に宿る」と言いますが、細かな部分を丁寧に取り扱うことで空間が緊張感もあり、凛とした空間になって行きます。
インパクトより、余韻のある空間を。
誠実に丁寧に積み上げて行きます。
藤原昌彦
大工工事が一旦終わり、次はクロス工事へと進んでいます。
まずは、石膏ボードの継ぎ目やビス後の処理を行う為、パテ処理を行っています。
爽やかな抜ける様な青空。
少し風が強いですが、気持ちの良い1日ですね。
アトリエ「南区の離れ」は、開口部を非常に小さく絞ってあります。
開口部の大きさは、設計する住宅により変わってきますが、小さい窓だから暗いのではありません。
小さくても丁寧にきちんと設計を行えば、明るい空間は出来るのです。
人の目は高性能な調整機能を持っています。
明るいところから、急に暗いところに入ると人の目は調整が追いつかず、暗く感じてしまうのですが、明るいところから暗いところへの幅というかグラデーションの長さがると実は暗い空間でも明るく感じるのです。
暗闇でじっとしていると、目がなれる感覚に近いかもしれませんね。
大きな開口部も良いですが、ポイントで絞り込んだ小さな開口部も空間的に凛とした良いものになります。
いろいろな開口部のあり方をこれからも模索して行きたいですね。
藤原昌彦
今日は仕事終わりに、バウム農園へいちご狩りに行ってきました。
私は初めてのバウム農園でした。
大好きないちごがたくさんで、食べてばかりで
採っても減るの繰り返しでした(笑)
とっても甘くておいしかったです。
スタッフY
薄曇りの朝。
本日は、矢掛の家が上棟しました。
朝は、曇り空で今にも雨が落ちそうでしたが、なんとか持ちこたえて午後から日差しも出てきて、逆に暑いぐらいでした。
クライアント様も1日中現場にいて下さりました。日焼けで、顔を赤くされていました。
矢掛の家は、伸びやかな平屋建ての住宅で、家族や仲間が集まれる様な心地よい居場所のある住まいとなります。
これから、少しづつ丁寧に現場は進めて行きたいと思います。
藤原昌彦
足場が組め上棟までの準備が整いました。
矢掛の家は平屋建ての住宅。
建物はできるだけ奥へ配置し敷地の前面道路側に
外構造園を施すため大きくスペースをとっています。
まずは住宅建築から。家を建てるには大工さんはじめ
様々な業種の職人さんたちが関わります。
それぞれがではなく協力し合いより良い家づくりを行なっていきます。
明日はいよいよ上棟。
お施主様への想いを込めて大工さん達としっかりつくりあげていきます。
スタッフ.T
青空の広がる気持ち良い子供の日。
通常であれば、遠出したり遊園地に行ったりするところ、公園やグランドで家族で遊んでいる姿が懐かしくもありほっこりとした気分にしてくれました。
本日は、関の家にて気密工事をスタッフとともに行ってきました。
今回の断熱材は、ウッドファイバー。木の繊維を使用した断熱材で、自然素材の断熱材となります。
自然素材の断熱材は、湿気・結露の見極めが大切となり、室内側でビニールの様な気密シートは使用してしまうとどうしても断熱材に湿気が及んでしまいます。
ウッドファイバーの際に使用する気密シートは、可変調湿気密シートを使用します。周囲の湿度に応じて湿気調整をしてくれる優れもの。
断熱で温度管理はできたとしても、空気環境(暑さ寒さを作用する)はやはり湿度に大きく関係します。
この湿度コントロールすることがやはり大切で、どうしても高気密高断熱だけがもてはやされてしまうので残念でなりません。しかも、順番が違い断熱が先でそのあと気密、そして湿度の管理。
家全体をウッドファイバーの自然素材の断熱材でくるみ調湿をさせて空気環境をつくる。
断熱性能のその次へ。ずっと考えてきたことがようやく言える時期になってきたのかと思います。
藤原昌彦
朝は涼しく、昼からはかなり暑さのある一日。
やはり緊急事態宣言が延期されましたね。何を持って解除になるのかが分からぬままの延期。いろいろなものが保てるのか不安ですが、頑張って行くしかないですね。
敷地のポテンシャルを活かすことは、設計にとってとても大切です。
どんな敷地でも、必ず良いところがあります。その良いところをどう見極めるのかが大切なります。
廻りに建物があるのか、視線が抜けるのか、見晴らしが良いのかなどなど。
道路も周辺の環境もその全てが余条件となり、計画を進めて行きます。
そこにクライアントの暮らしの姿が投影されて建築の姿出来てきます。
10年後、20年後を見据えながら、ロングライフデザインを考えて設計する。
敷地を読むことは、ロングライフデザインの第一歩です。
藤原昌彦
あいにくの雨模様の一日。
コロナの影響で、外出も出来ないのでこのGWはスタッフもみんなで仕事をしています。
自粛の影響でしょうか、散歩をしていると街並みが美しくなっている気がします。
確かに新緑の季節ということもあるとは思いますが、自粛により外出や遠出ができないため、庭の手入れを行ったりされているのをよく見かけ、だんだんと綺麗になっています。
もう一つの発見は、多くの家族が庭に出てお隣さん同士や散歩している方とのコミュニケーションが活発になっている気がします。
私が幼少の頃、歩いていると近所の方々に話し掛けられたりした風景が思い出されました。
コロナの影響で不自由な感は否めませんが、本来のあるべき暮らしの風景が取り戻せる一つのきっかけになるかもしれません。
一日も早く、コロナウイルスの影響が治まることを願っています。
藤原昌彦
暑いぐらいの陽気でしたね。
本日は、三原久井の家へ外構・造園の打合せのため行ってきました。
建物は完成し暮らしは始まっているのですが、外構の整備がこれからです。
ただ、敷地が広いため一気に全部をすることができないため、建物の周りと駐車するスペースから始めることに。
アトリエのある南区も環境豊かな場所だとは思っていますが、三原久井はもっと豊かで羨ましい環境です。
敷地の周りでは、田圃に水が張られそろそろ田植えの準備が始まっていました。
写真は、クライアント様が撮影していただいた、水盤に映る住まい。この時期、このタイミングでしか撮れない瞬間の切り取り。
外構・造園が完成し、田圃の稲の緑が揃った時期に写真を撮影したいと思っています。
藤原昌彦