外部確認。
そとん壁の施工が終わり、樋がつきました。
もうすぐ足場解体です。
そとん壁の施工が終わり、樋がつきました。
もうすぐ足場解体です。
ピンと張りつめた空気が気持ちの良い1日でしたね。
日中は暖かく過ごしやすかったです。
設計では、いろいろなことを心掛けて進めています。
その中の一つとして、家全体を一つの空間として出来ないだろうかと考えながらしています。
立体ワンルーム空間。ワンルームのようでありながら、キチンとテリトリーは分かれている。
繋がってるいるのだけど、小さな段差により居場所が違うと言うような感じです。
小さな家具一つを置いただけで、ここからの場所はこのように使用し、ここからは違う使い方みたいな感じですね。
小さな操作で、プライバシーをつくれたり、解放できたり。
そのようなみんながいても、程よい距離感で暮らせるような住宅をつくっていきたいと思います。
藤原昌彦
風が冷たく寒い1日。
できる限り、永く愛される建築(住宅)を創りたいと常々思いながら設計をしています。
永く愛されると言うことは、どういったモノや事があるのだろうかと考えるのです。
やはり見た目の美しさは、一番に挙げられるのでは無いでしょうか?
短期的には、少し崩れたものでも愛らしく可愛いと言う表現で、もてはやされる事がありますが、長い時間であればやはり美しさは大切な要素の一つになります。
何が美しいの感性は、国によっても違いますが、私はできる限り自然な状態があるものが良いのでは無いかと思っています。
つまり、自然とともに熟成されていく。
この感性こそが永く愛されることにつながっていくのでは無いかと思います。
藤原昌彦
キッチンの施工が終わりました。
設備がつき始めると、空間がガラッと住宅らしくなっていきます。
寒さもまして、アトリエの薪ストーブはフル稼働中です。
輻射熱による暖房は、体の芯から温まりエアコンに比べると非常に快適です。
本日は、尊敬する建築家の一人で神家昭雄さんの住宅の見学会に行ってきました。
私の設計の住宅にも足を運んでくださり、色々とアドヴァイスを頂ける恩師の一人です。
今回の住宅は、古民家を再生させ快適な住宅へと変えるリノベーション若しくは、古民家再生と言われる手法です。
7年前に牛小屋を再生させ住宅に造り変えたのちの、母屋を今回は再生させています。
あまり手を加えていないと言われていましたが、手数を少なくしながら快適な素晴らしい居場所をつくっていました。
写真は、クライアントのご意向によりNGだったため、無いのですが抜けの良い空間や、質な高い古い材料と新しい材料の素晴らしい空間は、非常に心地の良い空間でした。
住宅の設計は、経験則だと言われますが、神家さんのこれまでの経験が出ている作品でした。
見学させていただいて、誠にありがとうございました。
藤原昌彦
冬空の広がる1日でしたね。
多くの仲間と一緒に勉強会を行なっています。
時には、視察に行って住宅を見学をさせて頂き、その住宅について色々と議論を行います。
空間についてや細かな詳細について、色々と話は尽きないものです。
この刺激が、実は設計をしている全ての住宅に反映されていきます。
机に向かって、じっくりと設計も良いのですが、こうやって話をしながら行う設計の手法も良いかもしれませんね。
最後はじっくりとしないとダメですが。
丁寧に創り込んでいきたいと思います。
藤原昌彦
日に日に寒さが増して来ましたね。
薪ストーブも少しづつ着けながら暖をとっています。
省エネルギーが叫ばれ、住宅にも省エネをという事から高気密高断熱の家が作られてきました。
その上で、太陽光パネルによる発電する事で、電力を売る事で省エネにというビジネスに近い事が行われてきました。
太陽光パネルのこと聞かれると必ず、発電した電力が自分の住宅で使える事ができるのであれば、付ける方が良いと行っています。
現在では、電力会社に売る形を取らなければならず、蓄電池についてもかなり高額なため普及はまだまだかかりそうです。
なので、折角太陽光パネルで発電したとしても、停電が起これば発電したものが使えないという本末転倒に近い事が起きるのです。
住宅の省エネルギー化も必要です。ただ、良いサッシを使い、断熱材を厚くし、できる限り開口部を少なくして気密をとるような住宅ではなく、良い季節にはしっかりと窓を開けて外を感じ、心豊かに暮らすことのできる住宅が結局は省エネルギーにつながるのでは無いでしょうか?
そう行った観点からも丁寧に、はやりに流されることなくしっかりと設計していきたいと思います。
藤原昌彦
リビングの天井は勾配天井です。
大工さんが天井の下地を施工しています。
寒い日が続きますね。
段々と冬に近づいて来ている感じがしますね。
先日、色々とお話をしている中で、やはり人は最後には暮らした家に帰りたいと願うそうです。
帰る場所である住宅。
心身の状態がどんな時であれ、帰る場所。
気持ちをキャンセルさせ、もう一度活力が増すような力のある住宅。
余韻はその一つでは無いかと思いながら設計を続けています。
藤原昌彦
冬らしい寒さのある1日ですね。
12月に入り、段々と慌ただしくなって来ましたね。
住宅という暮らしの場は、言い換えると生きる場です。
昔は、出産からお葬式まで家で行っていました。
本当に「生きる」という言葉が当てはまります。
現在は、核家族してしまい、冠婚葬祭はどこかのホールでという事が多くなりました。
でも人は、最後は家へ帰りたいと願うと思います。
そのような帰る場となる住宅の設計を行なっていきたいと思います。
藤原昌彦