日に日に寒さが増して来ましたね。
薪ストーブも少しづつ着けながら暖をとっています。
省エネルギーが叫ばれ、住宅にも省エネをという事から高気密高断熱の家が作られてきました。
その上で、太陽光パネルによる発電する事で、電力を売る事で省エネにというビジネスに近い事が行われてきました。
太陽光パネルのこと聞かれると必ず、発電した電力が自分の住宅で使える事ができるのであれば、付ける方が良いと行っています。
現在では、電力会社に売る形を取らなければならず、蓄電池についてもかなり高額なため普及はまだまだかかりそうです。
なので、折角太陽光パネルで発電したとしても、停電が起これば発電したものが使えないという本末転倒に近い事が起きるのです。
住宅の省エネルギー化も必要です。ただ、良いサッシを使い、断熱材を厚くし、できる限り開口部を少なくして気密をとるような住宅ではなく、良い季節にはしっかりと窓を開けて外を感じ、心豊かに暮らすことのできる住宅が結局は省エネルギーにつながるのでは無いでしょうか?
そう行った観点からも丁寧に、はやりに流されることなくしっかりと設計していきたいと思います。
藤原昌彦