多くの方々が来られた牛窓の家の見学会が終わり、色々なコメント頂きました。
建築家それぞれにより、建築の設計手法・空間の創り方は違ってきます。
私の設計のはじめは、何もないガランドウをどう組み込むかから始まってくるといっても過言ではありません。
そのガランドウが、いろいろな居場所を創り暮らしを豊かにして行きます。
多少のストレスをも許容する様な虚無の空間。
機能で分けることなく、暮らしの中で居場所を創っていく大きな何もない空間。
暮らしを豊かにすることは、人間の考える力を育てるのだと思います。
藤原昌彦
ユニットバス施工前に
隠れてしまう部分の壁に断熱材を充填しています。
清々しい青空の広がる一日。
牛窓の家 完成見学会の最終日です。
本日も多くの方々がお越しいただきました。
内部に入ると方向感覚がわからなくなる様な空間。
空間体験をしっかりとしていただき、平面図を見ていただくと本当に単純な操作を行うことにより、立体的な複雑な空間となっていることがわかって頂けたかと思います。
使い勝手も非常に大切ですが、その中心となる空間が生き生きしていなければ、いくら使い勝手をよくしたところで、つまらない住宅となってしまいます。
誰にでもできることではなく、私だから出来ること。
大切にして、建築を創って行きたいと思います。
会場をお貸しいただきましたクライアント様には本当に感謝いたします。
藤原昌彦
少し薄曇りの1日。
晴れ間ものぞきながら過ごしやすい感じでした。
牛窓の家 完成見学会は、約30名の方々にお越しいただきご覧いただくことが出来ました。
切り妻屋根のシンプルな外観ではあるものの、内部空間はつかみどころのない大きな空間。
牛窓の家は、体感しないと分からない建築です。
明日も多くの方々にご予約をいただいておりますので、賑やかな見学会になりそうです。
藤原昌彦
薄曇りのスッキリしない1日。
本日は、牛窓の家の完成写真を写真家さんに撮影をして頂きました。
写真家さんは、中村絵さん。
中村さんは、建築の専門雑誌GAで二川さんの元で修行をされ、建築家 伊東豊雄さんの建築を多く撮影されている方です。
昨日に続き、クライアント様も確かめる様に建築を確認され、撮影の合間色々とお話をお聞きしながら過ごすことが出来ました。
明日、明後日は、見学会を行います。
多くの方にご予約を頂いております。お越しになられる際には、少し遠いですのでお気を付けください。
多くの方に、見て頂き感想をお聞かせいただきたいと思います。
藤原昌彦
型枠がばらされ、基礎工事が完工しました。
しばらく養生期間を取り、
来週から大工さんによる準備が始まります。
月末、上棟になりますよ!!
地鎮祭の時にいただいた鎮め物を埋めました。
そして、捨コンを打ち、本格的に基礎工事のスタートです。
ここはリビングから眺める庭部分。
植栽工事でどんな風になるのか楽しみです。
爽やかな青空の広がる1日。
瀬戸内海の海は穏やかで、心を落ち着かせてくれます。
ようやく牛窓の家が完成を迎えました。クライアント様も関東より来ていただき、建物の確認をしていただきました。
出会いから考えると3年以上の月日が経過しました。
関東から移住をされるご夫婦の終の住処。
設計には、2年半近く時間をかけて行わせていただきました。
プランを見ただけでは、理解のできない空間。
私どもを信頼・信用していただき進めていくことが出来ました。
使い勝手だけではなく生活をどう楽しむのかをイメージし、まだ見ぬ空間を考えました。
完成を迎えて、やはり住宅・建築はクライアント様のチカラが大きいことを実感しました。提案したプランに真剣に向き合っていただき、クライアント様の良いモノを見る力と信じる力、私どもに対するリスペクトにより、実現できた建築だと思います。
明日は、写真家による写真撮影を行い、週末は見学会を行います。
藤原昌彦
地盤改良から少し間が空きましたが、基礎工事スタートしました。
この地域は「埋蔵文化財包蔵地」の為、地盤改良工事と基礎工事着工時に市の教育委員会の立会が必要なのです。
立会にて埋蔵物はなく工事は順調に進みそうです。