一気に涼しくなりましたね。
寒暖差が激しいので、体調管理には気をつけてくださいね。
先日、とある住宅を設計している設計事務所の方とお話しをしました。
毎回設計した住宅を作る工務店が変わり、大変だということです。
なんでだろうと、詳しく聞くとクライアントからの要望(言いなり?)で工務店を決める際の見積もりを入札形式で、3〜5社からとり競争させているとの事。
さらに、最近ではそいいた事を見限った工務店が、入札や相見積もりになるのなら見積もり自体を断るケースもあるようで、大変だと。
見積もり工務店への説明だけでも、3〜5社へ説明するのには時間も労力もかかります。
クライアント様の1円でも安く…という気持ちもわかります。
建築は、もので有りながら、積み上げて人の手により創り上げていくのです。
昨日は、高梁市で設計中の住宅の工事契約前のクライアント様・工務店との三者による打ち合わせでした。
ある程度設計が進んで見積もり前の段階から、工務店さんに入ってもらい、密に打ち合わせを重ねながら見積もりをしていただきました。
設計図としては、完成度まだ70%段階ですが、工務店に担当者が頻繁に打ち合わせに来て、しっかりと図面を読み込みながら進めているので、設計の立場としても安心して任せられる状態で、クライアント様にお会いしていただくことができました。
この様に、私が設計し工務店様に施工を依頼する際には、必ず1社に絞って行きます。
そのほうが、値段ということも含めて、クライアント様のためになると思います。
なぜか、私に設計依頼を考えている方の中に、工務店を選択する際に入札形式で行いたいと言われた方がいらっしゃらなかったので、よかったと思っていますが、今後も方針を変えず良い建築を創るツーム造りを行って行きたいと思います。
藤原昌彦
一気に涼しくなりましたね。
北海道の震災は、心が痛みます。
1日でも早く、復興することを切に願います。
私はできる限りの住宅の設計では、耐震等級3にするようにしています。
ただ、耐震等級3にしさえすれば良い事とは思っていないのですが、倒壊しない構造設計をして行きたいと思っています。
空間を構成する骨格となる、構造。
構造が美しければ、その空間も美しくなります。
そして、美しい構造は安定したバランスで出来ている為、強くなると思っています。
その事をしっかりと、証明するために構造計算を行います。
災害は、いつどこで起こるか分からない状況です。
一件でも多く、災害に耐えうる建築ができれば…
藤原昌彦
今朝ほど起こった北海道の地震には、ビックリしましたね。
立て続けに起こる、自然災害の脅威。
自分自身の事のように、いつでも起こることをそうてしておかなければならないと思います。
設計を進めていく中で、素材の選択・使い方に直面します。
プランニングの際に、ぼんやりとは決まっているものの、設計が進んでいく中で、その使い方なども変わって行きます。
今、プランニングをする前に、使う素材から始めて行きたいと思っています。
素材の品格を考えて設計を進める。
藤原昌彦
台風一過のよく晴れた1日。
すこし蒸し暑かったですね。
本日は、現場監理・確認の為「牛窓の家」へ行ってきました。
内部の仕上げ工事も進み、完成が近づいていました。
その後、帰りに西大寺へ。
建築家 浦辺慎太郎 設計の建築を見て帰りました。
藤原昌彦
台風は凄かったですね。
大きな被害は有りませんでしょうか?
本日は、外に出ることもなくアトリエで図面を描いていました。
外が気になりながらも、図面に集中しながら進めて行きました。
同時進行で、考えることをしているので、しっかりと切り分けを行いながら行って行きます。
図面は、私にとってとても大切なものになって行きます。
表現としての図面、職人さんに伝えるための図面、クライアント様に見ていただく図面。
色々な要素がある図面ですが、この図面が美しくなければ、やはり美しい建築は創れないと思っています。
丁寧に、美しく描くこと。
図面さえも、残していけるようなものにして行きたいと思っています。
藤原昌彦
台風が近づいているとは思えない天気ですが、夕方からは風が出てきましたね。
猛烈な風と雨の台風となりそうですので、気をつけてくださいね。
建築設計は、気力と体力の勝負です。
と言うと、スポーツみたいですが、気分が乗らないと良いアイデアや構想は出てきませんし、体力がなければそのような考える時間も継続出来ません。
考え続けることも大事ですが、一旦立ち止まることも大事です。
スケッチや、プランがふと見たときに美しいかどうか?
自分で納得のいくまで眺め、イメージし構築して行きます。
少し休みながら、穏やかな気持ちで進めたいと思います。
藤原昌彦
朝は、涼しくなり散歩が快適になりましたね。
数日は、台風の進路にヤキモキしながら過ごさないといけないかもしれませんが、何事も被害の無いことを祈ります。
本日は、計画を進めていました「邑久町の家」の工事契約でした。
土地は以前より見つかっていたのですが、行政上の手続きの関係で、ようやく取得ができるようになり、造成工事が進んでいます。
そのおかげで、細やかな打ち合わせを行い、現場が順調に進むように出来ました。(決断力が早かったので、そのおかげでもあります)
完成は、4月頃になるかとと思いますが、しっかりと手配準備を行い、この流れを崩さないようにして行きたいと思います。
藤原昌彦
今日から9月に入りましたね。
本日は、涼しく過ごせましたね。
私は、皆さんの記憶の中に残る風景の一部にあるような建築を創りたいと常に思っています。
皆さんも、知らず知らずの内に風景の中にある良い建築を見ているかと思います。
岡山でも有名な建築家が携わり、今後残していかなければならない建築がたくさんあります。
岡山県庁・天神山文化プラザ・林原美術館(設計:前川國男)倉敷市立美術館(旧:倉敷市庁舎)(設計:丹下健三)・・・
あげれば、まだまだありますが、気がつけばそのような建築に触れ合っているように思います。
その中で、少なからずその建築から影響や刺激を受け暮らしているのだと思います。
そのような、建築が創れるように建築家として設計に邁進して行きたいと思います。
急な雨で、びっくりしましたね。
この雨で、少しは涼しくなってくれれば良いのですが…
来週の台風が心配です。
現在進行中の現場は、仕上げ工事が始まっています。
壁天井を珪藻土塗っています。
予算の許す限り、内部の仕上げは左官の手による塗り壁を進めています。
仕上がった感じの、手仕事の味わい。
その場に立たないと、その質感・空気感は伝わりませんが、気持ちの良い空間となります。
光の廻り方も、壁紙と違い柔らかな奥行きのあるものになって行きます。
出来る限り、手仕事の残る建築にしていきましょう。
藤原昌彦
今日は、少し涼しい気がしましたね。
もうしばらくすると過ごしやすくなるようです。
リビング
住宅建築は、色々な物事の積み重ねで創り上げられると思います。
設計の段階では、クライアント様との打ち合わせや議論することにより、設計が深まって行きます。
現場では、現場担当者との対話により住宅建築はより良くなって行きます。
基本的に着工前にほぼほぼ仕様等は決まっているのですが、工事の準備をしながら対話を重ねることが必要ではないかと思います。
今秋より着工する住宅の現場担当者の方は、非常に熱心で図面を読み込み、自分で理解できないことや分からないことを含めて、頻繁に質問や対話を繰り返しています。
対話なくして、良い建築は出来ないと思います。
藤原昌彦