秋晴れの清々しい一日。
朝は、かなりの寒さで冬が近づいたのかと思わせる様な感じでしたが、日中はまだまだ暑かったですね。
白楽町の家は、上棟を迎えました。
新規の分譲地に立つ住宅で、周りには大手ハウスメーカーの住宅ばかり。(分譲地に設計はしたことはあるのですが、周り全てがハウスメーカーなのは初めて)
設計の際には、そんことも想定しながら設計は行って行くのです。
今回考えたことは、慎ましく佇む様なプロポーションとして、内部は大きなガランドウの空間。
写真を見てお分かりいただけると思いますが、隣の建設中の住宅は、だいたい同じ位置、地盤面からの高さも同じですが、建物高さが1m近くは低くなっています。
この段階では、まだなぜ低くするのかわからないかもしれませんが、完成した際にはその理由がわかると思います。
慎ましく佇む建築は、美しく力強い建築を生むと思います。
明日は、高梁にて打ち合わせののち、台風のため前乗りで横浜へ。
台風の影響がなければ良いのですが、心配です。
藤原昌彦
台風が嫌な動きをしていますね。
明日は、白楽町の家の上棟となりますが、台風の影響がないと良いのですが…
建築設計の中心は、図面を描く事です。
図面は、造る意思を表し伝える言葉となります。
その言葉が、正しく美しくなければ帰ってくる声も美しくなしません。
図面を美しく、丁寧に描く事。
クライアント様に見ていただく図面も同様です。
また、表現者として自分の創るものに対しての意思表示でもある図面。
図面で伝わらなければ、出来上がる建築も中途半端なものになってしまうと思います。
時間のある限り、描き続けて行きたいと思います。
藤原昌彦
気持ちの良い風が吹き、心地よい一日でしたね。
台風が近づいていて心配です。
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、本当に昔の人の言葉すごいですね。
その時期になると、その様になってきますね。
だんだんと寒くなって行きますので、体調には気をつけなければいけません。
昔の先人の言葉や考え方は本当に参考になります。
建築の世界でも、新しい建築も見るのですが、やはり古い建物の方がやはり勉強になります。
その当時ですので、断熱のことなど考えてはいないので、モノとモノとの接点が少なくてスッキリいています。
そう行った点だけでなく、全体のストーリー性やプロポーションの作り方など、残っているのには残っている理由があると思います。
美しい建築を創り、残される様な建築を造って行きたいと思います。
藤原昌彦
清々しい秋晴れの一日。
気持ちの良い天気が続きますね。
秋は、食欲の秋、読書の秋、芸術の秋と言われますね。
私は、良く建築の見学を含めて、絵画や彫刻の展覧会に行きます。
絵画や彫刻を見てこれはこうだとかああだとかとか言うことはできませんが、自分なりに感じることが大切だと思います。
私は、住宅は芸術であると思っています。
人が住む器であり、人を育てるものでなければならないと思います。
確かに便利さを考えストレスなく暮らすことも大事にはなってきますが、この便利さの追求はお金だけでは解決できないのです。
使う方のご理解が必要になり、どの様に動くことがストれるがないのかを考えることになります。
少し話がそれましたが、住宅も含め建築は空間芸術でなければならないと思っています。
その中で、クライアント様の暮らしを照らし合わせながら、どの様な空間が良いかを常に考えて行きます。
もう直ぐ完成の住宅は、その様な想いを感じていただけると思います。
藤原昌彦
爽やかな秋空の広がる1日でしたね。
数日間は、天候も持ちそうで、間近に控えた上棟する住宅は、なんとか雨にならなくてよさそうです。
設計をしていると、どこかで終わりがきます。
住宅が完成した時点が、第一段階めの完了と考えています。
設計の手順は、構想段階→プラン段階→基本設計段階→実施設計段階→現場施工段階→完成 となって行きます。
日々考えている中で、どんどんと思考が更新されて行きます。
「日々進化していく」
昨日言ってたことが、今日になると違うことを言っている。
なんだか理不尽だなと思うことが良くあると思いますが、そうやって人は常に良いことを思い浮かべて進んでいるのだろうと思います。
そうやって、積み重ねていって出来上がった住宅は、しっかりと世の中に根付いて、残っていくものになって行くと思います。
日々進化して行った中には、根底には古きものに影響を受けたバランス感覚や「間」があると思います。
これがなければ、残って行かないのだろうと思います。
藤原昌彦
秋風が気持ちの良い1日でしたね。
このまま晴れた日が続いてくれれば良いのですが…
今日は、早島の家の着工前の打ち合わせを行いました。
ようやく長期優良住宅の申請も終わり、今週から着工になります。長らくお待たせをしてしましました。
早島の家は、平家建ての住宅で色々なところが繋がっているワンルームの様な住宅です。
住宅を設計する際に、よく考えることは「間」のことです。
この「間」であったり「余白」という感覚は、日本の大切な美意識の一つであると思っています。
日本の文化の一つといっても良いかもしれません。
この「間」や「余白」がどの様に設計に盛り込まれているか、そのバランスやインパクトが設計には大切になって行きます。
「間取り」を作るとよく言いますが、本来は居場所と居場所の「間」取ることがいわゆるプランであると思います。
この「間」在り方を考えること。
数字などでは表せない、建築家の感覚が現れてくる部分になってきます。
藤原昌彦
ようやく、気持ちよく晴れましたね。
連休は、また雨らしいですが、すっきりと晴れてもらいたいものです。
本日は、高梁市にて設計を進めている住宅の現地打ち合わせを行いました。
既存住宅・蔵・倉庫・立派な既存の庭がある敷地。
クライアント様・工務店・造園業者の方々に集まっていただき、解体前の樹木の移設やスケジュールの打ち合わせを中心に行い、着工の準備へ。
現在は、図面の修正を今月中に行い、舞台は現場に移行します。
良いチームにしていき、完成まで頑張って行きます。
藤原昌彦
雨がよく降り続きますね。
すっきりとした、秋晴れが恋しいですね。
建築を設計する際に、クライアント様の要望をヒアリングしながら進めて行きます。
と書いてしまうと、どうしても全ての要望を叶えてもらえると思われてしまいます。
要望や希望をお聞きした上で、敷地を読み込みながらプランを進めて行きます。
その際に、クライアント様からの要望が何を示しているのかを考えること、私に依頼をして頂いた意味を考えながら、この敷地にふさわしい建築を考えて行きます。
要望をどう捉えるかは、少し難しい部分があるのですが、そのことを伝えようと一生懸命プランを考えて渡してくれる方がいらっしゃいます。(私たちが欲しい住宅は、これよと言わんばかりに…)
ここまでできるのであれば、このままを作ってくれる工務店へ行かれた方が、思いの通りになりさらにコストも抑えられ、この方にとって満足のいく住宅になると思います。
私は、建築家として建築と向き合い愛情を持って、創り上げて行きたいと思います。
クライアント様との信用と信頼の中で。
虚飾なく、威張ることなく、謙虚に建築に邁進して行きたいと思います。
藤原昌彦
秋雨の1日。
当分、雨が続きそうで進行中の現場が進み具合が気になります。
季節の良い時期ですが、この雨でなかなか窓を開けて換気もし難いですね。
昨今では、住宅の性能として「高気密高断熱」が叫ばれています。
この言葉に、昔から疑問が多く、建築家としてはこの方向に向かうのは危ういと思っています。
住宅の断熱化や気密化に反対をしているのでありません。
しっかりと断熱化や気密化を図りながら、その先を見据えていかねければならないと思っています。
「性能のその先」
空気環境ではないかと思っています。
長時間いても、穏やかな空気環境の空間を目指して行きたいと思っています。
昔の人の知恵は、やはりすごい。日本家屋の空気環境。
現在の技術を使いながら、工夫し実現して行きたいと思います。
藤原昌彦
良い天気が続きますが、少し天候が崩れるそうですね。
住宅の摂家に限らず、建築の設計は経験が大切だと思っています。
できる限り、自分の目で見て体験をし感じる。
そうして得たものを、蓄積して行く中で色々なアイデアを出している気がします。
そのアイデアや私の持つ感覚をクライアント様からの信頼と信用の上で、良い建築となる様に設計を行って行きます。
まだまだ、経験を積んで行きたいと思います。
次は、海外へ。
藤原昌彦