「間」を考える

藤原の日記

秋風が気持ちの良い1日でしたね。

このまま晴れた日が続いてくれれば良いのですが…

21世紀美術館

今日は、早島の家の着工前の打ち合わせを行いました。

ようやく長期優良住宅の申請も終わり、今週から着工になります。長らくお待たせをしてしましました。

早島の家は、平家建ての住宅で色々なところが繋がっているワンルームの様な住宅です。

住宅を設計する際に、よく考えることは「間」のことです。

この「間」であったり「余白」という感覚は、日本の大切な美意識の一つであると思っています。

日本の文化の一つといっても良いかもしれません。

この「間」や「余白」がどの様に設計に盛り込まれているか、そのバランスやインパクトが設計には大切になって行きます。

「間取り」を作るとよく言いますが、本来は居場所と居場所の「間」取ることがいわゆるプランであると思います。

この「間」在り方を考えること。

数字などでは表せない、建築家の感覚が現れてくる部分になってきます。

藤原昌彦