秋雨の1日。
当分、雨が続きそうで進行中の現場が進み具合が気になります。
季節の良い時期ですが、この雨でなかなか窓を開けて換気もし難いですね。
昨今では、住宅の性能として「高気密高断熱」が叫ばれています。
この言葉に、昔から疑問が多く、建築家としてはこの方向に向かうのは危ういと思っています。
住宅の断熱化や気密化に反対をしているのでありません。
しっかりと断熱化や気密化を図りながら、その先を見据えていかねければならないと思っています。
「性能のその先」
空気環境ではないかと思っています。
長時間いても、穏やかな空気環境の空間を目指して行きたいと思っています。
昔の人の知恵は、やはりすごい。日本家屋の空気環境。
現在の技術を使いながら、工夫し実現して行きたいと思います。
藤原昌彦