手で考える
日に日に寒さが増してきた気がしますね。
秋が深まっていますね。
まずは、普通に考える。
設計する際に、私が最初に行う事です。
いきなり、設計を始めるのではなく「普通」をまず考えながら敷地とのバランスや、人との距離感である間を考えて行きます。
そして、手を動かして行きます。
頭で考えるというよりは、手で考えて行く。
「目を養い、手を練る」
そして、手で考える。建築家 宮脇檀の言葉。
少し落ち着いて、じっくりと手を動かして考えて行きたいと思います。
藤原昌彦
日に日に寒さが増してきた気がしますね。
秋が深まっていますね。
まずは、普通に考える。
設計する際に、私が最初に行う事です。
いきなり、設計を始めるのではなく「普通」をまず考えながら敷地とのバランスや、人との距離感である間を考えて行きます。
そして、手を動かして行きます。
頭で考えるというよりは、手で考えて行く。
「目を養い、手を練る」
そして、手で考える。建築家 宮脇檀の言葉。
少し落ち着いて、じっくりと手を動かして考えて行きたいと思います。
藤原昌彦
昨日からの雨で、晴れるかどうか不安でしたが、晴れましたね。
本日は、早島の家の上棟を行いました。
クライアント様の日頃の行いでしょうか、天候も回復し順調に上棟することが出来ました。
ライフプランニングから土地探し、建築までお手伝いをさせて頂いています。
家族の雰囲気がわかる様に、一続きになった空間のある平屋建ての住宅となります。
藤原昌彦
落ち着いた、平屋建ての住まい。
気持ちの良い天気の1日ですが、夕方から雨模様ですね。
明日は、晴れてくれると良いのですが…
本日は、牛窓の家の最終工程、「造園工事」を行いました。
自然の木を相手にして行くため、設計の様にカッチとできないのが造園です。
現地で、選んだ樹木の枝ぶりや樹形、高さを見ながら現地で決めて行きます。
もちろん、図面上で検討をし、植栽を選ぶ際にもイメージしながら考えています。
しかし、想定していた様にいかないのです。
職人さんみんなの力により、まとめて行きます。
生け花を行ける様に。
背の高い木があるので、一度置いてしまうと動かすが大変なのですが、位置を変えながら、向きを変えまとめて行きます。
大変な作業ですが、建築に命を吹き込む瞬間。
藤原昌彦
月が綺麗な秋の空。
明日ぐらいが、満月でしょうか?
本日は、同業の方との勉強をしてきました。
設計事務所の方や大工さんなどの職人さんと一緒に建築を勉強しています。
本日は、大工さんによる伝統工法の勉強でした。
大工さんの加工場で、実際に加工する道具などを見ながら、どの様に進めていくのかをお聞きしました。
現在では工場で機械により加工をし、現場で組んで行くことが主流ですが、木を大工の手により加工して行く手刻みの技術は本当に素晴らしいものです。
施工の仕方を考えながら、木の使い方を考え、加工の仕方を考え、仕上げを考える。
昔ながらの手刻みの住宅を手がけて見たくなりました。
藤原昌彦
青空の広がる秋の空。
気持ちの良い、1日でしたね。
情報化社会の現代において、知らなくても良い情報まで入ってきてしまいます。
住宅で大切な事は、豊かな暮らしを送る事だと思っています。
どうしても、情報の多さなのか住宅を建てる際の要望が、大変多くなる傾向があります。
快適なのは良いとしたとして、便利な事は住む方をダメにすると思っています。
人間は、刺激を受けなければ衰退して行きます。
多くの要望のある中で、全てを叶えるのではなく6割ぐらい入れ込んだとして、後の4割を補うように暮らしていくことが良いのではないでしょうか?
情報をしっかりとセーブする事。必要のない事は聞かないようにする事。
必要なものを必要な音質で、聞くことが豊かな暮らしになるのではないかと思います。
藤原昌彦
これまでの爽やかな天候とは打って変わって、雨模様の1日でしたね。
本日は、白楽町の家へ現場監理のため現場へ。
配線工事も進み、順調な現場の様子です。
現場では、大工さんとともに細やかな打ち合わせを行い、イメージの共有を行って行きます。
現場の担当者とイメージ共有できているので、打ち合わせもスムーズに進みます。
プランだけ見ると一見普通に見える私の設計ですが、造り手からすると色々な難しい部分があります。
建築は、いろいろな構成でできている事はここでも言っている事ですが、一見普通のプランであっても、その構成が違ってくれば出来上がる建築の空間は全く違います。
断面の考え方や、開口部の開け方、その構成。
その全てを掛け合わせる事で良い空間になって行きます。
見え方はハウスメーカーのプランと変わらない事でも実際出来上がる空間は全く違いますので。
白楽町の家は、単純な平面構成ですが出来上がりはかなり良い空間になると思います。
大きなガランドウの空間。
目指している建築の一つが実現して行きます。
藤原昌彦
爽やかな天候が続きますね。
今週末には、早島の家が上棟なりますが、天候が心配です。
昨日、行われた女子の駅伝で不慮の転倒によりあと300mのところで走れなくなり、這い蹲ってタスキを次の選手に繋げた選手がいました。
そのタスキをつなぐ想いを、目の当たりにして感動を覚えました。
すごい覚悟の上の行動だったのではないでしょうか?
もしかすると、選手生命を絶たれるかもしれないほどの怪我かもしれない状態で、どうしても次にタスキをつなぐ事を無意識にされたのかもしれません。
設計も同じで、いくら建築家がいろいろなことを思い描ても、図面を描くスタッフやその図面を見て現場で造ってくれる職人さんにその思いを伝えなければ、良いものにはならないと思いました。
建築に向き合い、現場で対峙しながら、丁寧にして行きたいと思います。
藤原昌彦
気持ちの良い秋空の広がる一日でしたね。
今こうして、建築の設計が出来る事は、皆様のお陰です。
クライアント様がいなければ、設計はできても実際の建築を創ることが出来ません。
また、スタッフをはじめ多くの職人さんの手を借りなければ、建築を造る事は出来ません。
多くの方の力により建築は創られるので、設計は妥協できないのです。
より良い空間・建築を目指して。
時間と気力の続く限り、設計に取り組んで行きたいと思います。
藤原昌彦
行楽の季節で、各地でいろいろなイベントが行われています。
気持ちの良い気候を楽しんでくださいね。
設計は、まず敷地と向き合うことから始めます。
この敷地の持っているポテンシャルを見つけて行く。
気持ちの良い居場所はどこなのか、どの方向に何が見えるのか?
この敷地が、どう建築を建てて欲しいのかを語りかけてくるまで、敷地と向き合います。
敷地を向き合った時、建築は一体となったものとしながら、周辺環境と馴染む配慮を
いろいろな、敷地と向き合って行きたいと思います。
肌寒さが少しずつ感じるようになって来ましたね。
秋の良い季節は、短いので楽しみたいですね。
住宅のプランがまとまり、構造と空間の骨格が決まってくると次は、ディテールを考えて行きます。
ディテールとは、クライアント様にはあまり聞かない言葉かもしれませんが、良く詳細を決めることとして捉えられます。
私が考えるディテールというのは、少し違っていて詳細を決めるというよりは、モノとモノの関係性を考えることだと思っています。
木の枠と内部仕上げとの関係性が空間としてどう関係してくるのかを考えることがディテールなのだと思っています。
「精神は細部に宿る」
細部を考えることで、空間の良し悪しが変わってきますので、細部を見ながら全体を考え、全体を考えながら細部を考える。
建築の設計は、行ったり帰ったりの繰り返し。
体力の続く限り、突き詰めて行きたいと思います。
藤原昌彦