肌寒さが少しずつ感じるようになって来ましたね。
秋の良い季節は、短いので楽しみたいですね。
住宅のプランがまとまり、構造と空間の骨格が決まってくると次は、ディテールを考えて行きます。
ディテールとは、クライアント様にはあまり聞かない言葉かもしれませんが、良く詳細を決めることとして捉えられます。
私が考えるディテールというのは、少し違っていて詳細を決めるというよりは、モノとモノの関係性を考えることだと思っています。
木の枠と内部仕上げとの関係性が空間としてどう関係してくるのかを考えることがディテールなのだと思っています。
「精神は細部に宿る」
細部を考えることで、空間の良し悪しが変わってきますので、細部を見ながら全体を考え、全体を考えながら細部を考える。
建築の設計は、行ったり帰ったりの繰り返し。
体力の続く限り、突き詰めて行きたいと思います。
藤原昌彦