2017年12月Blog

内部下地工事

真備町の家

真備町の家では、LDKの天井下地組みが進んでいます。

トップライトから差し込む光が美しく現場を照らします。

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内部空間が大きい為、仮設の足場を組んでいますが

年明けに解体するのが今から楽しみです。

Staff M

切磋琢磨

藤原の日記

比較的、過ごしやす一日でしたね。

何となく、寒波が来そうな雰囲気です。

大友・石原

さて、昨日は神奈川・愛知・和歌山から女性の建築家が、私の設計した住宅を見に来られました。

関東へ行った際には、顔を合わせ住宅の設計について教えて頂いたり、建築散歩をしながら勉強したりとしていたのですが、今回は岡山へ来て、建物を見学しながら色々な意見交換をいたしました。

その中で、質問を受けながら説明することは、本当に自分の為にもなり良い勉強になりました。

プロ目線での質問は、多岐にわたり色々な方向から質問が飛んできます。

よほど寛げたのでしょうか、約2時間30分もの見学時間でした。

私も、こうして色々な住宅を見学し、質問し、話を聞き切磋琢磨しながら住宅を設計していきます。

経験したことをしっかりと吟味して、私の価値観・美しいと感じること・端正な住宅をしっかりと設計していきます。

藤原昌彦

 

床材

藤原の日記

比較的、暖かい一日でしたね。(冬なりの寒さはありますが…)

フローリング

 

現在設計中の住宅の床材を検討しています。

いつもつ使用する床材は、ナラと決めてあります。

たまたま、本日床材を扱うマルホンさんが営業で来社され、色々とサンプルを頂きました。

チーク・ウォルナット・ナラ・タモ…その他色々。

それぞれに、個性があり良い素材です。

その中でも、ナラ材が好きですね。

素材感や質感・色合いや木目など。

空間を考える際に私の空間にはあっている気がします。

また、チーク材も好きな材料で、高額なためごく稀にしか使用できないのですが、色合い・素材感が大変良い材料です。

二つ庭の家の床材は、チーク材です。

床材一つで、雰囲気が変わってきますが、大事なのは空間の創り方。

全体の構成・空間の創り方・品を考えて床材は選んでいきます。

藤原昌彦

光と影

藤原の日記

風が強く、寒さがこたえますね。

あと、10日ほどで今年も終わりに近づいており、まだやらなければならないことが、山積みになっています。

住宅の設計で、空間を考える際に光の事をしっかりとイメージしながら考えています。

光の教会

開口部小さくても空間が明るくなるのであれば、その方が有利な事が多くある気がします。

部材が少なくて済み、開口部が大きいと断熱性のは弱くなるので、有利に働きます。

反面、開口が小さいので物の出し入れには配慮が必要になってきます。

軒がしっかりとある場合は、開口が大きくても良いですね。しっかりと影が出来ますので。

光を考える際に、考えているのは影です。

私の場合は、光を考えることよりも、どういった影が出来るのかを考えている気がします。

人は、非常に都合がよくできていて、全体が明るいとそこまで感じなく、暗い所があって初めて、明るさを非常に明るいと感じるのです。

影を設計することは、光を設計することと同じだと思っています。

 

写真は、昨日終わった展覧会の光の教会のインスタレーション。

設計は、建築家 安藤忠雄氏です。空間構成と光の扱いが非常に大好きな建築家です。

藤原昌彦

刺激のある

藤原の日記

寒波は過ぎたようですが、まだまだ寒い日が続きますね。

今年もあと2週間を切ってしまいました。

豊島美術館

みなさんは、豊島美術館へ行かれたことはあるでしょうか?

瀬戸内芸術祭の舞台にでもある豊島に建つ美術館です。

水滴の様な外観の建物の内部床から水滴があふれ出し、それが集まり流れていく芸術作品。

建築も開口部はありますが、ガラスがはまってなく雨の日は、そこから雨水が入ってきて、床からの水滴と一緒になって流れていきます。

この建築を設計をしたのは、建築家 西沢立衛(にしざわ りゅうえ)氏。

建築家 妹島和世氏とパートナーとなりSANAA(妹島and西沢andアソシエイツの頭文字をとっています)を結成しています。

代表作には、金沢にある21世紀美術館やフランスのルーブル美術館など、沢山あり大変有名であります。

その西沢氏が設計をした豊島美術館は、作品と共に本当に時を忘れ佇んでいたくなるような、そして身体に訴えかけるような刺激のある空間です。

心地よさと刺激のバランスの空間。

住宅の空間にも必要だと考えている私にとっては、何度も訪れたい建築の一つです。

暖かくなってから、スタッフと共に行こうと思います。

藤原昌彦

 

 

 

続く設計

藤原の日記

今日は少し暖かい気がしましたが、風が吹くと寒さがしみますね。

東京駅 丸の内

今日は、牛窓の家の打ち合わせです。

昨日もそうですが、移住をされる方の住まいです。

今回は、金額面での調整やそれに伴う変更などの打ち合わせを行いました。

着工や、工期的な事も大まかに決まり、これからますます設計の密度が増して来ます。

美しい空間を目指して

藤原昌彦

色々な過程の中で

藤原の日記

今日は、関東での打ち合わせの為、東京へ来ています。

少し暖かい気がしているのは気のせいでしょうか?

スケッチ

本日は、関東から移住をされる方との打ち合わせでした。

最初プランから色々な過程で、最終的な案にまとまり、金額もまとまりました。

この過程が大切で、要望だけを聞いて変更していけば簡単に結論は出るかもしれませんが、それは私が手がける事ではないといつも感じています。

要望をお聞きして、案がまとまる過程は苦しくもあり、楽しくもあります。

そんな色々な過程で考えた事は、必ず実空間として見えて来ます。

しっかりと手を練る作業をして行きたいと思います。

藤原昌彦

土地を考える

藤原の日記

日中は、比較的暖かったですが夜になると冷え込んできますね。

あと2週間で、今年も終わります。早いものです…

紅葉の山

さて、現在色々なお客様の土地探しをお手伝いしております。

私が出来ることは、良いなと思われた土地を総合的に判断しアドバイス行うことです。

すぐには、行けないこともありますが、現地を確認しに行くようにしています。

その際には、出来るだけお話の中で暮らしのイメージをお聞きしたことから、お客様の暮らしにこの土地があっているかどうかを判断していきます。

なかなか、決めきれないかもしれませんし、踏ん切りがつかないかもしれませんが、私に相談しに来てください。

お話を聞きながら、進めて行かれるのが良いかと思います。

藤原昌彦

外壁下地進行中

真備町の家

真備町の家では概ね外壁の下地板が貼り終わりました。

外部の形状が見えてきました。

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寒さが増してきておりますが

建具との取り合いなどの細部をもう少し

大工さんには頑張ってもらわなければなりません。

Staff M

食べるところ・つくるところ

藤原の日記

ようやく寒波も納まりそうな感じですね。

寒さはありますが、年末まで気を抜かないようにしていきたいと思います。

まかない01

さて、住宅の設計で大切な事の一つに「食」があげられます。

人にとって、「食」は非常に大切であり、この時間をどのように過ごすかによって、豊かさが変わってくるのではないでしょうか?

私の設計では、食べるところ(ダイニングスペース)・つくるところ(キッチンスペース)をしっかり考えていきます。

食べるところ(ダイニングスペース)は、ゆったりと落ち着いて食事が出来るように配慮していきます。

つくるところ(キッチンスペース)は、いかに効率よく作業で出来、負担が出来る限り無いように設計を進めていきます。

今まで、使っていた雰囲気と変わってくるので、実際使いながら慣れていくようになります。

全体的な空間の美しさを大切にしながら、機能的に設計を行っていきたいと思います。

写真は、本日のまかない(カボチャのドライカレー)

藤原昌彦