今日も暑かったですが、なんとなく過ごしやすかった気がしますね。
現在設計を進めている住宅の多くが、平屋建てです。
何事にもメリット、デメリットがあるわけですが、平屋建ての場合はやはりコスト面ですね。
二階建ての住宅と比較すると、屋根の面積、基礎の面積が大きくなるので当然と言えば当然ですよね。
ですが、30坪2階建ての床面積が必要な場合、平屋建てのでは27〜28坪程度となると思いますので、総額は高くならないかもしれませんね。
将来的なメンテナンスの費用を考えると、外壁を修繕する際の足場代が不必要になったりすするため、長期的な考えを持つと安くつく可能性があります。
続きは、後日にしますが、平屋建ての住宅を検討して見ませんか?
藤原昌彦
毎日暑い日が続きますね。
現場では、職人さんの汗かく姿に本当に頭が下がります。感謝です。
今日はパッシブデザインについてです。
写真は、「二つ庭の家」。パッシブデザインの考え方を上手く取り入れられた実例です。
パッシブデザインコンペ2017でも、横内賞を頂きました。
さて、このパッシブデザインですが、高気密高断熱の住宅や省エネ住宅とは実は違います。
間違ってはいないのだけど…違うのです。
高気密高断熱住宅や省エネ住宅は、そもそも方法です。
簡単に言えば、数値目標や達成する数値が分かりやすく示されています。
この住宅を目指すのであれば、出来る限り断熱材を厚くし、リビング空間を小さくし、窓を小さくすれば簡単に出来てしまう可能性があります。
しかし、住宅を建てる際に本当に良いのでしょうか?
気持ちよく豊かな暮らし。のんびりとリビングでくつろぐ…
そのような想いを持ちながら、考えられるはずです。
パッシブデザインは、高気密高断熱住宅や省エネ住宅を駆使しながら、その地域、その住宅が建てられる敷地の周辺環境を読み解き、設計することを言います。
どちらから、気持ちの良き風が吹くのだろうか…
隣の建物の向きや高さ、開口部など…
この考え方が大切なのではないでしょうか?
藤原昌彦
今日は、猛暑日でしたね。
気温は、36℃だったそうですね。
こう暑いと、設計を依頼される際に夏は涼しくできますかと良く言われます。
省エネルギーとして、高気密高断熱の家と良く言われますね。
この高気密高断熱の家では、夏は涼しいのでしょうか?
正解は、エアコンをつけると涼しいが正解です。
高気密高断熱にするという事は、いわば魔法瓶のような感じだと思っていただければ分かりやすいかもしれません。
つまり、冬を基準として考えています。
昔の日本の住宅の造り方とは反対なのですね。
「日本の家は、夏を旨とすべし」
日本の夏は、湿気も多く暑いので夏の過ごしやすさを考えて作った方が良いと…
逆に冬は、薪などで暖を取るので大丈夫という事でした。
現在は、ヒートショックなどを考えて出来る限り、各部屋の温度差がないようにしていくことが重要になってきます。
しかし、何事にもバランスが大切だと思いますので、高気密高断熱もやり過ぎはダメなのではないかと思っています。
私が設計する際には、住宅性能表示制度の温熱等級・断熱等級は最高等級の4を必ず取得するようにしています。
何事もバランスよくすることで美しい住宅は出来るのではないかと思います。
藤原昌彦
昨日に続き湿度が高い一日でしたね。
数字を見ると、93%
明日も暑くなりそうです。
さて、津島福居の家では、仕上げ工事が進んでいます。
幾ら良い空間であっても仕上りが悪ければ、美しい空間にはなりません。
それを創るのは、下地であります。
もっと言えば、構造(骨格・架構)です。
そして、その前がプランです。
プランを考え考え練りこむ事が、美しい空間、住宅を創り得るのだと思います。
藤原昌彦
すごい湿度の高い一日でしたね。
ムシムシとじっとしておくのも辛い一日。
「住宅は美しくなければならない」
尊敬する建築家の一人 篠原一男 氏の言葉である。
現在とくに考えて設計をしているような気がします。
また、「美しいものだけけに囲まれて生活したい」とおっしゃったのは、建築家 宮脇檀 氏です。
私は、この「美しい」は非常にポジティブな言葉として考えています。
日々生活する空間に、美しいものがあるだけで、人の心は刺激を受け、感性が豊かになるのではないかと思っています。
ですので、身を置く空間や住宅が美しくなければならないと思っています。
そうすることで、その隣や、ご近所にも伝わり美しい街並みになって行くのではないかと。
そのための拘りを、クライアント様にはお伝えをしています。
建物の大きさや、高さ、敷地と建物のバランス。
使う材質や手触り感。
この妥協をせずに、創っていくことこそ私の建築家としての使命です。
藤原昌彦
曇り空ですが、ムシムシと暑い一日でしたね。
今日も寝苦しそうな夜になりそうです。
先日、クライアント様よりアイスを頂きました。
スタッフと皆で頂きました。とてもおいしいかったです。
今日は、新たな住宅のプレゼンテーションを行いました。
土地の決済なども絡むことから、少し急ぎでさせて頂きました。(それでも2週間ちょっと時間は頂きましたが…)
これからは、少しじっくりと設計を詰めていく予定です。
クライアント様の状況に応じて進めていきますので、ご事情などございましたら事前にご相談ください。
ただ単に急いでほしいという要望は受けられませんが、スムーズに事が運ぶように進めてまいります。
藤原昌彦
良い天気で、夏らしい一日。
台風が2つも出来ており、色々な影響がありそうですね。
まだ、読み進めて間もないので詳しくは話が出来ないのですが、本を読み進めています。
構造デザイン講義という建築家 内藤廣氏 著書の本ですが、はじめにのところで書いてあることが何となく腑に落ちたところがありました。
「デザイン」という事でです。
「デザイン」は人によってとらえ方が違うとは思いますし、時代によっても社会の状況によっても違うのではないかと思っています。
実体のないものなのかもしれません。ただ単なる装飾をするものでもありません。
設計を進めていく際に、スタッフとの打合せの際に良く言っているのですが、「ここはこんな感じで」と。
スケッチや雰囲気を伝えて、色々な物事の中で創り上げていく感覚が、このデザイン感覚ではないかと。
このあいまいな「・・・こんな感じ」が、私の中では美しい空間になる要素だと思っています。
ハッキリとは見えない、この感覚を大切にこれからも作り続けていきたいと思います。
藤原昌彦
少し涼しい1日でしたね。
明日からは、また暑くなるそうです。
今日は、参考になるだろうと思う映画を見ました。(DVDですが…)
内容はまたお話ししたいと思いますが、ほのぼのとした物でした。
映画の雰囲気や映像の切り取り方など、見ながら楽しめました。
展開も考えながら、飽きないようにストーリーを組み立てる事は、建築にも通じる点ではないかと思います。
感動し気付いたらずっと佇ん居るような空間。
そんな愛される建築を目指しています。
藤原昌彦
夕方からは、雨のせいか幾分か涼しかったですね。
津島福居の家では、仕上げの工事が進んでします。
真備町の家も、既存の解体工事がほぼ完了して、ようやく準備が整いそうです。
まだ、申請などの手続きがこれからなので、もうしばらく掛かりますが、間も無くですね。
現在設計中の住宅も、図面の整理を進めています。
図面を描きながら、模型で確認し美しい空間になる様に。
スケッチを合わせて描きながら、やはり手を動かしながら考える事が大切なことですね。
先日、開催されていた宮脇檀 氏の展覧会での手描きのドローイング。
タイミングが合わず行けませんでしたが、実際に見てみたかったですね。
暑さの続く毎日ですね。
今日は、なぜかミスターチルドレンを聴きながら、ひたすら模型を作っています。
まだまだ試行錯誤しながら、手を動かしひたすら考えています。
違和感があると何となく気づきます。そこをしっかりと、なぜ違和感があるのか?何が良くないのか?検討していきます。
私が提案する住宅は、同じものはありません。
敷地の状況を考え、周辺環境の在り方をとらえ、その土地にふさわしい建築を考える。
建築家として、自分の創りたい空間を想像し、自身の経験や体験をもとに美しい空間・建築を。
藤原昌彦