2018年9月Blog

楽しい打ち合わせ

藤原の日記

台風の風は、猛烈ですね。

何事もなく過ぎてくれれば良いのですが…

三原久井の家

本日は、横浜にて打ち合わせを行いました。

三原市に計画中の住宅です。

自然豊かな環境に、伸びやかな平家建ての住宅。

打ち合わせは、毎回楽しく気がつくと長時間になっています。

色々な雑談を交えながら、多くの話をしながら各所の打ち合わせを進めて行きました。

ますます、良くなっていくのが見てくる打ち合わせは本当に楽しいものですね。

写真は、前回の打ち合わせで撮影したものです。

藤原昌彦

 

早めの対策を

藤原の日記

台風の影響でしょうか?

雨の1日でしたね。

高梁の蔵

今日は、高梁市にて設計を進めている住宅の打ち合わせ・工事請負契約でした。

高梁市の地元の工務店との共同作業となり、良い建築にして行きたいと思います。

その後、急遽横浜へ移動。

台風の影響を考慮して、事前に行動をしています。

備えあれば憂いなし

なんとか、ご迷惑をおかけしない様に動きたいと思います。

皆様も、台風にご用心を

 

藤原昌彦

慎ましく佇む

藤原の日記

秋晴れの清々しい一日。

朝は、かなりの寒さで冬が近づいたのかと思わせる様な感じでしたが、日中はまだまだ暑かったですね。

白楽町の家

白楽町の家は、上棟を迎えました。

新規の分譲地に立つ住宅で、周りには大手ハウスメーカーの住宅ばかり。(分譲地に設計はしたことはあるのですが、周り全てがハウスメーカーなのは初めて)

設計の際には、そんことも想定しながら設計は行って行くのです。

今回考えたことは、慎ましく佇む様なプロポーションとして、内部は大きなガランドウの空間。

写真を見てお分かりいただけると思いますが、隣の建設中の住宅は、だいたい同じ位置、地盤面からの高さも同じですが、建物高さが1m近くは低くなっています。

この段階では、まだなぜ低くするのかわからないかもしれませんが、完成した際にはその理由がわかると思います。

慎ましく佇む建築は、美しく力強い建築を生むと思います。

明日は、高梁にて打ち合わせののち、台風のため前乗りで横浜へ。

台風の影響がなければ良いのですが、心配です。

藤原昌彦

 

外壁 そとん壁の下塗り

田井の家

現場も順調に進み、ようやく外壁の工事取り掛かっています。

 

そとん壁の下塗りが、左官職人の手により進んでいます。

この後、養生期間を経て仕上げにかかります。

天候の状田井の家 外壁下塗り況でなかなか進みませんが、天候をにらみながら進めて行きたいと思います。

 

上棟いたしました。

白楽町の家

本日、大安の良き日に、上棟いたしました。

白楽町の家

新しい分譲地の一角で、周りは全てハウスメーカーの住宅ばかりの立地。

その様なことも、想定しながら設計を進め住宅です。

周りと比べると、高さを抑えながら慎ましい佇まいをしております。

構造の組み上がった姿が、綺麗に見えるので出来上がる空間も美しくなると思います。

完成までは、長いですが丁寧に造り上げて行きたいと思います。

 

描き続けること

藤原の日記

台風が嫌な動きをしていますね。

明日は、白楽町の家の上棟となりますが、台風の影響がないと良いのですが…

コルビジェ02

建築設計の中心は、図面を描く事です。

図面は、造る意思を表し伝える言葉となります。

その言葉が、正しく美しくなければ帰ってくる声も美しくなしません。

図面を美しく、丁寧に描く事。

クライアント様に見ていただく図面も同様です。

また、表現者として自分の創るものに対しての意思表示でもある図面。

図面で伝わらなければ、出来上がる建築も中途半端なものになってしまうと思います。

時間のある限り、描き続けて行きたいと思います。

藤原昌彦

 

 

鎮め物

早島の家

基礎工事が開始されました。

まずは、重機を使い基礎を掘り始めます。

その際に、地鎮祭の時にお預かりした「鎮め物」を建物の中央付近に埋設致します。

早島の家 鎮め物

しっかりと、土地の神様に守ってもらえる様に祈りながら。

暑さ寒さも彼岸まで

藤原の日記

気持ちの良い風が吹き、心地よい一日でしたね。

台風が近づいていて心配です。

伊東豊雄

暑さ寒さも彼岸までと言いますが、本当に昔の人の言葉すごいですね。

その時期になると、その様になってきますね。

だんだんと寒くなって行きますので、体調には気をつけなければいけません。

昔の先人の言葉や考え方は本当に参考になります。

建築の世界でも、新しい建築も見るのですが、やはり古い建物の方がやはり勉強になります。

その当時ですので、断熱のことなど考えてはいないので、モノとモノとの接点が少なくてスッキリいています。

そう行った点だけでなく、全体のストーリー性やプロポーションの作り方など、残っているのには残っている理由があると思います。

美しい建築を創り、残される様な建築を造って行きたいと思います。

藤原昌彦

芸術の秋

藤原の日記

清々しい秋晴れの一日。

気持ちの良い天気が続きますね。

牛窓の家

秋は、食欲の秋、読書の秋、芸術の秋と言われますね。

私は、良く建築の見学を含めて、絵画や彫刻の展覧会に行きます。

絵画や彫刻を見てこれはこうだとかああだとかとか言うことはできませんが、自分なりに感じることが大切だと思います。

私は、住宅は芸術であると思っています。

人が住む器であり、人を育てるものでなければならないと思います。

確かに便利さを考えストレスなく暮らすことも大事にはなってきますが、この便利さの追求はお金だけでは解決できないのです。

使う方のご理解が必要になり、どの様に動くことがストれるがないのかを考えることになります。

少し話がそれましたが、住宅も含め建築は空間芸術でなければならないと思っています。

その中で、クライアント様の暮らしを照らし合わせながら、どの様な空間が良いかを常に考えて行きます。

もう直ぐ完成の住宅は、その様な想いを感じていただけると思います。

藤原昌彦

日々進化するもの

藤原の日記

爽やかな秋空の広がる1日でしたね。

数日間は、天候も持ちそうで、間近に控えた上棟する住宅は、なんとか雨にならなくてよさそうです。

瀬戸内民族博物館

設計をしていると、どこかで終わりがきます。

住宅が完成した時点が、第一段階めの完了と考えています。

設計の手順は、構想段階→プラン段階→基本設計段階→実施設計段階→現場施工段階→完成 となって行きます。

日々考えている中で、どんどんと思考が更新されて行きます。

「日々進化していく」

昨日言ってたことが、今日になると違うことを言っている。

なんだか理不尽だなと思うことが良くあると思いますが、そうやって人は常に良いことを思い浮かべて進んでいるのだろうと思います。

そうやって、積み重ねていって出来上がった住宅は、しっかりと世の中に根付いて、残っていくものになって行くと思います。

日々進化して行った中には、根底には古きものに影響を受けたバランス感覚や「間」があると思います。

これがなければ、残って行かないのだろうと思います。

藤原昌彦