藤原の日記Blog

美しいものへの

藤原の日記

打って変わって肌寒い一日でしたね。

寒暖差が激しいと、体調を崩しやすいので気をつけてくださいね。

色々なところで、美しいものに出会います。

モノだけでは無く、行動も含まれます。

そう言ったモノを見たときに、常になぜこれが美しいのかを考えます。

なぜ美しいと思えたのか?他の人は美しいと思ったのか?

寸法的なモノもあるでしょうし、生まれてくる過程で出てきた美しさもあるでしょう。

建築も同じで、美しくなければならないと思っています。

外観だけでなく、内部空間も暮らし方も。

美しい暮らしは、人の心を豊かにします。

藤原昌彦

温熱環境

藤原の日記

今日は、非常に暖かい一日でしたね。

アトリエでは、暖房をつける事無く快適に過ごせました。

私は、高気密高断熱の話をあまりしていません。

学生の頃から温熱環境の勉強をしているため、どちらかとういうと専門的な分野となります。

しかし、現在の過剰なやり方があまりよくないのではと思います。

できる限り建物を四角にし、開口部を小さくする。

過剰なまでの断熱材の詰め込み。本当に寒い地域であれば、必要ですが、中国地方の瀬戸内海側の暖かい地域で、一律に数値だけを追い求めて良いのでしょうか?

街中でも、景色の良い方向に開口部を設け、風通しを良くする。

そうする事で、人間としての生命力・活力が増してくるのではないかと思います。

藤原昌彦

便利さの支配

藤原の日記

シトシトと雨の降る一日でしたね。

本日は、節分ですね。豆まきをしましたでしょうか?

先日から、メールの設定がおかしくなりメールが送れなかったり、届かなかったりと便利な世の中での不便さを感じています。

知らず知らずのうちに、便利なものに慣れが生じているのかもしれません。

便利なものに支配されない様に、基本に戻って行きたいと思います。

やはり、「目を養い、手を練れ」

時間がかかっても、その積み重ねはちゃんと大きくなってきます。

設計も積み重ねです。考えを重ねて行くことで、設計は深みを増して行きます。

便利なこととだけでは、良い建築は生まれないのだと改めて思います。

藤原昌彦

早起き

藤原の日記

少し曇り空の一日。

本日は、朝一番に現場監理に行くために早起きをしました。

早起きは、三文の徳とよく言われますが、本当にその通りですね。

土曜日ということもあってか、渋滞にも巻き込まれずスムーズに現場につき、現場の確認を行い打ち合わせを行い進めることができました。

アトリエに帰ると、まだまだ午前中の時間が空いており次なる仕事へ。

早く起き行動することで、時間の使い方がこの様に変わるものかと、改めて思いました。

できる限り、早起きをして時間を有効に使いたいと思います。

藤原昌彦

 

続々と

藤原の日記

雨上がりの肌寒い一日でしたね。

早いもので、二月に入りましたね。

あっという間の一ヶ月の様な気がします。

完成間近の現場では、職人さんの追い込みの作業で活気に溢れています。

今月と来月には、立て続けに完成を迎えます。

今までの設計していたことが、形創られる瞬間は何物にも変えがたい想いがあります。

色々な苦しみがありましたが、これからの暮らしを思うと段々と嬉しくなってきます。

まだまだ、現場は詰めの作業がありますが、丁寧に創り上げたいと思います。

藤原昌彦

 

手仕事の力

今日は、雨模様の寒い一日でしたね。

雨のおかげで、乾燥した空気は少し潤った気がします。

本日は、国府市場の家へ確認のために行ってきました。

内部は、左官による珪藻土塗り仕上げがほぼ終わり、完成が見えてきました。

珪藻土が乾くまでは写真の様な感じですが、乾燥が進むとグッと色合いが変わってきて、空間に変化が出てきます。

大工や左官による手仕事は、工業製品では味わえない品があります。(職人さんの腕にもよりますが…)

この手仕事の力が、空間に力を与え豊かな暮らしに繋がっていくと思います。

大切にしたい、手仕事の力。

良い建築を創ることで、つなげて行きたいと思います。

藤原昌彦

色々な居心地の良さ

藤原の日記

暖かい一日でしたね。

明日は、久しぶりに雨の予報。少し潤うでしょうか?

現在は、完成に向けて色々な住宅の現場が動いています。

どの住宅もクライアント様と敷地に対して、向き合って設計を進めてきました。

人が暮らす以外は、外観も内部の構成も規模も外観も素材もそれぞれに違います。

しかしながら、核となる住宅・暮らしに対する居心地の良い空間に対する考え方は、変わらない様に設計をしています。

引き渡しのタイミングにより、全ての住宅で完成見学会ができないかもしれませんが、ご案内いたしますので是非ご覧ください。

藤原昌彦

建ち上がる

藤原の日記, 高梁の家

良い天候が続きますね。

少し雨が少ないので、乾燥状態が続き心配です。

本日は、高梁の家が上棟致しました。

敷地は、高梁の街並み大きな影響を与えてしまう土地柄。

昔ながらの蔵もあり、大きな桜の木や植栽の残る敷地です。

敷地にできる限り余白を残しながら、その敷地に馴染む様な平屋建ての住宅。

桜や庭が暮らしの近くにある様に

現場は、序盤の大きな山を迎えこれから完成に向けて進んで行きます。

完成が、大変楽しみです。

藤原昌彦

皆さんの支え

藤原の日記

綺麗な青空の広がる一日。

今日は、アトリへにて色々な人と話をしました。

私の目標や進むべき道や今後の方針など。

人に話すことで目標がさらに明確化され、ご意見を頂けます。

私は、本当に良いクライアント様に支えられています。

今は私のできることを、丁寧に力の限り行っていくこと。

一歩づつ、着実にクライアント様に、建築に向き合って行きた一思います。

全国で、私の設計する住宅が増える様に。

明日は、高梁の家が上棟致します。

その先駆けとなる住宅。クライアント様、工務店様や作り手の職人さんの支えにより、形となります。

規模の大きい平屋建てですので、上棟は2日に渡り行われます。

本当に楽しみです。

藤原昌彦

山を登る様に

藤原の日記

寒波も少し和らぎましたが、寒いですね。

風がなかったので、少し和らいだように思えたのでしょうか?

山を登るように、一歩づつ進んでいくのが建築の世界です。

本日の打ち合わせでは、その様なことを実感する様な感じでした。

大きな山場を迎え、避けては通れない重要な部分。

色々な方々の協力により、造られる建築。

クライアント様も前向きに、出来上がる空間に想いを馳せて熱い想いを下さいます。

その嬉しい、言葉を実現のものに

丁寧に進めて行きたいと思います。

藤原昌彦