温熱環境

藤原の日記

今日は、非常に暖かい一日でしたね。

アトリエでは、暖房をつける事無く快適に過ごせました。

私は、高気密高断熱の話をあまりしていません。

学生の頃から温熱環境の勉強をしているため、どちらかとういうと専門的な分野となります。

しかし、現在の過剰なやり方があまりよくないのではと思います。

できる限り建物を四角にし、開口部を小さくする。

過剰なまでの断熱材の詰め込み。本当に寒い地域であれば、必要ですが、中国地方の瀬戸内海側の暖かい地域で、一律に数値だけを追い求めて良いのでしょうか?

街中でも、景色の良い方向に開口部を設け、風通しを良くする。

そうする事で、人間としての生命力・活力が増してくるのではないかと思います。

藤原昌彦