手仕事の技術

藤原の日記, 高梁の家

薄曇りの暖かな一日でしたね。

春のような気温でした。

高梁の家では、屋根の瓦工事が進んでいます。

今回は、軒先の瓦を一文字にしてスッキリと綺麗な感じになるようにしています。

瓦の重厚な雰囲気で、和風感が漂うのですが、軒先をスッキリ見せることで偏らないようにしています。

トップライトの位置や薪ストーブの煙突の位置関係など、打ち合わせの通り綺麗に割付をして頂き納めていただいています。

一文字の瓦は、一番身につきやすいので、職人さんの丁寧な仕事ぶりが伺えます。

瓦はただ置いただけの印象があるのですが、実は職人さんの技術が確かでないと、綺麗に葺くことが出来ません。

良い職人さんによる手仕事の技術。

文化として残していかなければなりませんね。

藤原昌彦