骨格と下地

藤原の日記, 白楽町の家

今朝は、かなり冷え込みましたね。

倉敷市で建築が進んでいる住宅の確認へ行ってきました。

天井の下地組が出来上がり、空間の輪郭やボリュームがハッキリと分かる様になりました。

設計を行う際に気にかけていることの一つに骨格の美しさがあります。

骨格とは構造の事を指しますが、骨組み・構造が美しいと自然と建築も美しなります。

同じことが言えるのが、下地の組み方です。

Appleのスティーブ・ジョブズも見えないとここそ美しくと言っていたそうで、見えないところが美しくないと表に見えるデザインも美しくなく、機能的でないと言っていました。

下地組を見ると、出来上がりの雰囲気が見えてきます。

建築の着地は、まだ先になりますが良い空間としていきたいと思います。

藤原昌彦