真備町の家Ⅲ、
車庫から続く擁壁の型枠が組まれました。
この壁はコンクリートの壁。
前回のモックアップに基づいて決めた高さで製作しています。
仕上げはコンクリートを流し込むだけではなく、杉板型枠の打放し仕上げ。
コンクリート色の面に浮き上がる木目はとてもきれいなものになります。
単にコンクリートを流すだけでは表面がきれいに仕上がりません。
型枠がコンクリートの重さで崩れないようしっかり組み、
より仕上りをよくするため、バイブレーターや金づちを使っ
てコンクリートを細部まで充填し気泡の脱泡を行います。
養生期間を置いた後、型枠が解体され表面の仕上がり具合がどうなっているか、楽しみです。
Staff.T