気持ちの良い夏空の広がる一日。夏らしい季節を感じますね。
関の家では、内部の仕上げ工事が進んでいます。
仕上げは珪藻土塗り、左官屋による手仕事です。
素材と同時に手の痕跡が残る「手仕事」を大事にしたいと常に思っています。
色々なものがコンピュター化され、図面ですら手描きではなくCADで行われ、効率化が図られており、住宅に使用する材料も工業製品が主流となっています。
私の設計では、効率化できる所や安全性が必要な所は工業化し、暮らし始めると手の触れる部分や見える所はできる限り自然素材・手仕事を大切にしています。
本日は、関の家のクライアント様と一緒になり、その「手仕事」の痕跡を残すべく珪藻土塗りを行いました。
子供達も楽しそうに手伝ってくれて、良い雰囲気に仕上がりました。
これから建築をされる方にも是非お勧めですので、左官の手仕事をされて見てはいかがでしょうか?
藤原昌彦