かなり気温が上がり、蒸し暑い一日。
ウィルス対策もそうですが、熱中症対策も同時に行わないといけない季節になりましたね。
本日は施工が進んでいる「関の家」にて気密測定を行いました。
気密測定は普段行うことはないのですが、普段こなっている状態でどの程度機密が取れているのか確かめたく行うことにしてみました。
今回の設計は、メインの開口部に木製サッシ(アイランドプロファイル)も2枚引き込みを使用していて、気密をとるのには少し不利な状況。
気密測定の結果は、0.7㎠/㎡と通常の目標値である1.0㎠/㎡を下回ったので良かったです。
私が設計を行い温熱環境のシュミレーションを行う場合は、気密性能(C値)を2.0㎠/㎡で考えて行きます。それでもなお、快適な状況つくり出したいと考えながら設計を行っています。(木製建具などを使用するので)
温熱環境の指標は、沢山ありその数値ばかりを追いかけてしまうと、暮らしが窮屈ななものになって行きます。
ないがしろにする訳ではなく、丁寧につくりながら大らかに暮らせる様にしていくことが大切で、心地よさを追い求めていくことが良いと思います。
藤原昌彦