高気密・高断熱の先へ

藤原の日記, 関の家

なかなかスッキリしない天気が続きますね。

気温も低く肌寒く感じます。

本日は、関の家にて屋根の換気システムの機密試験を行いました。

屋根を利用し太陽熱を集熱し、室内へ送り込む。

屋根のガルバニウム鋼板を利用する為、少しでも効率よくするために空気の漏れが少ないように施工しなければなりません。

スモークを焚き「そよ換気」から吸い込ませて屋根面へ。

屋根の棟部分から煙が出なければOKです。

職人さんの丁寧な施工により、漏れがなく施工できていました。

次は、断熱材の施工・気密の工事です。

断熱材はウッドファイバー(木の繊維を使った断熱材)を使用しているため、ビニールのようなもので気密を取ることはしません。

せっかくの自然素材の断熱材の特性を活かすために、調湿ができるシートを使用します。

蓄熱は難しいかもしれませんが、昔ながらの土壁の様な効果が出来ます。

高気密・高断熱の先へ。

藤原昌彦