一見普通のプランも、色々な構成で変わる空間

藤原の日記, 白楽町の家

これまでの爽やかな天候とは打って変わって、雨模様の1日でしたね。

白楽町の家

本日は、白楽町の家へ現場監理のため現場へ。

配線工事も進み、順調な現場の様子です。

現場では、大工さんとともに細やかな打ち合わせを行い、イメージの共有を行って行きます。

現場の担当者とイメージ共有できているので、打ち合わせもスムーズに進みます。

プランだけ見ると一見普通に見える私の設計ですが、造り手からすると色々な難しい部分があります。

建築は、いろいろな構成でできている事はここでも言っている事ですが、一見普通のプランであっても、その構成が違ってくれば出来上がる建築の空間は全く違います。

断面の考え方や、開口部の開け方、その構成。

その全てを掛け合わせる事で良い空間になって行きます。

見え方はハウスメーカーのプランと変わらない事でも実際出来上がる空間は全く違いますので。

白楽町の家は、単純な平面構成ですが出来上がりはかなり良い空間になると思います。

大きなガランドウの空間。

目指している建築の一つが実現して行きます。

藤原昌彦