木を植える事

藤原の日記, 関の家

一気に秋が来た様な気候になりましたね。日中も少しずつ過ごしやすくなって来ました。

岡山市中区で建築中の「関の家」では、明日から造園工事が始まります。

建築は、自然素材の材料を使用しても無機質に見えてしまいます。

木を植える事は、そんな建築を色っぽく、上品に見せてくれる様になります。

風により枝や葉が揺れ、自然を感じることができる。

植栽の緑は、暮らす方だけでなくその周辺に住まれている人でさえも安らぎを与えます。

住宅と庭をつくることは、風景をつくる事です。

街並みに潤いを与え、美しい建築・空間が人々の暮らしを豊かにしていくと思います。

藤原昌彦