L字型の平屋の二世帯住宅「岩井の家」 2018

お母様とふたり、のびやかに暮らせる半二世帯的な住居。
多趣味なご主人のスペースと、お母様の独立したスペースを望まれた。

躯体性能:耐震等級3(許容応力度計算による構造計算) ※構造についてはこちらへ
外皮性能:Ua値 0.59 ※温熱環境についてはこちらへ
認定長期優良住宅取得

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岩井の家 L字型の平屋の二世帯住宅

建物はL型。ふたりのスペースを分け、LDKとトイレは別にした。

岩井の家 L字型の平屋の二世帯住宅
岩井の家 L字型の平屋の二世帯住宅

こちらはご主人のLDK。

窓から隣のガレージが見える。

岩井の家 L字型の平屋の二世帯住宅

ご主人の趣味のスペース。
敷地に合わせて広がった台形のスペース。

岩井の家 L字型の平屋の二世帯住宅

お母様のLDK。

岩井の家 L字型の平屋の二世帯住宅

奥にはお母様の独立した住居スペース。

岩井の家 L字型の平屋の二世帯住宅

共有スペース(浴室、洗面、洗濯)はL型の接点に配置。

岩井の家 L字型の平屋の二世帯住宅
岩井の家 L字型の平屋の二世帯住宅

どちらの居住空間からも屋外の緑が楽しめ、テラスからも行き来できる。

L字型の平屋の二世帯住宅「岩井の家」

関東から移住して来られた、ご主人とお母様ふたりのための住宅。
震災を機に、残りの余生をいかに生きるかを考え、災害の少ない岡山の地を選ばれた。
住まいへの要望は、敷地を活かしながらのびやかに暮らせる空間と、多趣味なご主人のスペースと、お母様の独立したスペースを作ること。
ご要望に沿うよう、半二世帯的なL型の住居を考えた。
L型にすることで、お互いに気配は感じながらおおらかに暮らせる住まいとなった。

木造/在来軸組工法 平屋建て
延べ床面積:119.32㎡(36.09坪)長期優良住宅
建築設計:藤原昌彦(バウムスタイルアーキテクト一級建築士事務所)+若原一貴(若原アトリエ)
構造設計:長坂健太郎 馬上友弘 (長坂設計工舎)
外構・造園計画:藤原昌彦(バウムスタイルアーキテクト一級建築士事務所)
写真:田中園子 (QUA DESIGN style)