ここには配線が集中しています。
住まいを設計する際は、室内の天井高さらには建物自体の高さも抑え全体のプロポーションが美しくなるよう設計しています。
(もちろんプロポーションだけの問題ではありませんがその話はまたじっくりと)
そこで検討しておかなければならないのが設備配線・配管の経路。
高さを抑える分、隙間もわずかの為配線ルートも検討しておく必要があります。
梁成のある部材は規定の範囲内で貫通穴を設けたりしますが、施工も大変ですからできるだけ避けていけるよう検討します。
これらは完成してしまうと見えませんしその工程はわかりませんが、仕上る空間をより良くする為の工夫の一つになっています。
天井は高くしたいという方もいらっしゃるかと思いますが、
天井高が抑えられた空間を圧迫感があると感じるか、それとも別の感覚になるか。。
完成した際にはぜひ体感していただきたいものです。