そとん壁の下塗り

関の家

先日のよく晴れた日、焼杉板以外の外壁にそとん壁の下塗りを行ないました。

暑い一日でしたが、大人数で下塗り材をぬり終える事ができました。

 

そとん壁はシラスの特性を活かした二層構造。

超微細なシラス粒子の下塗り材で防水し、

隙間が大きく抵抗の少ない上塗り材で保水します。

 

多孔質なシラスは透湿性に優れ、壁内部の湿気は壁の表面から放出され

湿気による結露やカビの被害から建物を守ってくれます。

夏の暑い日は、外壁に打ち水をすれば建物内外の温度上昇を抑制するので

壁の表面や室内の温度も下げる事ができます。

また冬は断熱性能(シラス壁の熱伝導率:0.20w/(m・k))にも優れている

シラス壁が暖房効果をアップさせます。

高い耐久性で退色や劣化がおきにくいので、いつまでもきれいに保ってくれるのです。

 

数日養生期間をおいたら次は上塗りです。

来週中には仕上げたいですが天気次第ですね。

スタッフ.T