段差を考える

藤原の日記

今日は、クリスマスイブですね。

明日から、寒波が来るそうですので、防寒対策をしっかりしてくださいね。

日本橋の家03

最近の住宅設計の依頼の多くは、平屋建て。

まだ、20代後半から30代前半にもかかわらず、将来の事も考えてとおっしゃる方も多くいらっしゃいます。

平屋の魅力は大変多く、色々な形もあれば、プランもあります。

デメリットももちろんあり、動線が長くなることや単調な動きになる(2階建てのように階段がないため、上下の動きがないため)などがあります。

2階建ての設計をする場合もそうですが、出来る限り空間に変化を付けるため、一段下がったり中二階を設けたりと段差を考えることが多くあります。

この段差を考えることは、単純な事のように思えますが、かなり慎重に考えて行わなければ、空間が引き締まらず、使いづらいものになって行きます。

色々な検討を経て、段差を空間の一部として考えていきたいと思っています。

藤原昌彦