今日は、台風の影響で雨がひどかったですね。
明日からは、晴れる様ですので気持ちよさそうです。
本日は、これから住いを考えられている方を「倉益の家」にお連れしました。
実際の暮らしぶりや、素材の経年変化、空間の雰囲気など見て頂きました。
お施主様に色々と質問をされ、どう進めてよいのか実際の使い勝手やメンテナンスなど、生の声を聴いていただけたと思います。
本当に丁寧な暮らしぶりで、大切にして頂いてる感じがしました。
お施主様より、夏や冬の冷暖房が吹き抜けなどがあり当初は不安だったそうですが、実際暮らしてみると夏場は2~3回エアコンを使用した程度(しかもエコモードで)、冬場も少し暖房を着けるだけで暖かくなるそうで、光熱費は本当に安くすみびっくりされているとの事。
設計では、断熱性能はごくごく一般的な方法しかしておりません。(温熱等級4です)良くハウスメーカー、工務店のいう高気密高断熱(エコハウス)を意識して行ったわけでもありません。
大切にしていることは、トータルのバランスの良い設計だと思います。
エコハウスという言葉が、イコール高気密高断熱の家になっている現状があります。
暮らしや空間性、温熱環境、周辺環境、そのバランスを考え丁寧に設計された住宅をエコハウスと呼ばなければならないのではないでしょうか?
その地域にあった設計方法を大切にして行きたいと思います。
藤原昌彦