暖を取る

藤原の日記

薄曇りの少し肌寒い一日でしたね。

真備町の家は、早速本日より着工をしております。

薪ストーブ

ようやく、注文をしていた薪ストーブが到着いたしました。

まだ、現場に設置するには早いので、事務所にて保管しております。

今回の薪ストーブは、メーカー商品ではなく職人さんによる手作りの薪ストーブです。

製作期間は、約6か月。

着工より早く、制作に取りかかって頂き何とか間に合いました。

さて、暖を取る方法は色々ありますが、その一つの方法が薪ストーブとなります。

今回は、空間に合わせて少し小さめのサイズで制作をしておりますが、しっかりと家全体が温まる様にしています。なぜか…

私の設計する住宅は、必ず温熱環境は性能表示で言われる断熱等級4を設定しています。(MAXの等級です。)

2020年には、必ず義務になる指標となりますが竣工したすべての住宅がその仕様となっています。

個々の設計する住宅により、設計の方法は変わってきますが、出来る限り良い環境となる様に目指して設計を行っていきます。

コストに関してもそうですが、単純にすればするほど良い方向に向かいます。

建築費も、総二階建てすることでコストは安くなります。温熱環境も一緒で、単純な創りの方が有利に働きます。

しかし、ただコストや温熱環境の為に単純化してしまっては、良い空間(その敷地に、周辺環境にあった住宅)にはならないのではないでしょうか?

先ずは、その敷地にふさわしいプランを考え、コストが合わない場合は話し合いを重ねながら、より良い建築へ向かうようにコストダウンを行いながら進めていくことをお勧めいたします。

必ず良い住宅になって行くのだと思います。

薪ストーブのある暮らしは、ゆっくりと火を見ながらくつろぐことが出来ます。

ぜひ、暖を取る一つの方法として考えてみませんか?

藤原昌彦