朝までには、雨も上がり良い天気でした。
建築をつくる際には、プランが出来て使う物・素材が決まれば、あとは大工さんが作ってくれるのでは、とお思いの方が多いのではないでしょうか?
ハウスメーカーや工務店や一部の設計事務所では、そのようなつくり方で作られているかもしれません。
「神は細部に宿る」と言われるように、
細部の詳細をきちんとまとめることが、全体の建築を位置づけると思っています。
これは、細かな細工をするために検討するのではなく、だれも気付かないような所まで、気を使いながらまとめることが大事なことだと考えています。
私のような建築家の仕事は、全体の構成から始まり、細部の詳細、色使い、素材、そして外構・植栽へと敷地全体から、街並みへのつながりへと、大変多くの事を考えながら行っています。
依頼を頂いている一件一件の住宅建築を、しっかりと情熱をもって取り組んでいきたいと思います。
藤原昌彦