今日は、あまり寒くなく穏やかな一日。
まだまだ、寒い季節は続く。
屋根の事を先日ブログに書きました。
日本の風景には、屋根が似合うのではないかと。。。
お客様からよく言われるのが、和風的なものが好きなの、または「和モダン」が良いと…
この「和」という事を少し書いてみたいと思います。
和という文字には、色々な意味が含まれていると思います。
算数においての和(足し算)、平穏で穏やかな状況を示す「和」
そして、日本的を示す「和」
私が設計する住宅は、ある意味「和」であると思っています。
それは、見た目の「和」でなく精神的なモノとして。
日本の伝統文化と近代建築(モダニズム)との「和」を考え、日々の暮らしが平穏な日々を暮らせる空間を考え、日本の風景に溶け込むような住宅を造っている意味です。
決して、床の間や襖・障子といった形式にとらわれることなく行っています。
写真は、尊敬する建築家 篠原一男設計の白の家。
瓦屋根を使用しながら、内部空間にも障子を使用し「和」のエレメントを使いながら、モダンな空間であると思います。
藤原昌彦