少し寒さが和らいだ感じの一日でしたね。
日差しが入る、事務所はかなり暖かく暖房がいらない時もありました。
自然の力は、偉大ですね。
敷地を見て、この土地の良い場所を探しながら、敷地の中をうろうろと…
色々な方向をみて、眺めの良い場所や見通しの良い場所を見ていきます。
その際に、ソファーセッティングを考えながらプランを行っていきます。
そうすると、クライアントから言われることは、「テレビに向かってソファー置かないのですか?」
確かに、必要なモノの一つであるので、テレビの置く場所は考えていきますが、必ずしもテレビに正対していないことが多いです。
くつろぐ空間の見る方向は、外にある景色や暖炉・薪ストーブなので揺らめく火に対しておかれるべきなのではないでしょうか?
写真は、関西の建築家 坂本昭氏設計の「富田林の家」 この住宅のクライアントは、私も大変お世話になっている造園家 荻野寿也氏の自邸です。
昨年、訪問させて頂き拝見いたしました。
リビングからは、眺めの良い風景が広がり、夏にはPLの花火を見れるようにしてあると伺いました。
低く抑えられた天井。抜けの良い開口部。そして、造園と建築との一体感。
また伺いたいと思います。
藤原昌彦